HUAWEI MateBook

ファーウェイ(華為)は2月21日、スペイン・バルセロナで開催中の「モバイルワールドコングレス2016(MWC2016)」において、現地時間の2 in 1スタイルのWindows 10搭載タブレット端末「HUAWEI MateBook」を発表した。日本国内での発売は未定。

スマートフォンのポータブル性、ノートPCの生産性とバッテリ持続時間を両立しつつ、シンプルな設計のタブレット端末。本体は、不要なデザインを排したスタイリッシュなデザインで、アルミニウムによるユニボディは耐衝撃性に優れ、軽量なので快適に持ち運べる。

付属のキーボードホルスターは、環境にやさしく柔らかいPUレザー製で、スタイルと実用性を兼ね備えるとともに、1.5mmのキーストロークとチクレット・キーキャップ、表面積を大きくすることでタイプミスを最小限に抑えるキーと、指の動きを正確に捉えるマルチタッチ対応のビルトイン・タッチパッドを搭載する。

このほか、360°全方位に感知する指紋認証機能や、「Wi-Fiモバイル・ホットスポット」機能を備えており、2048段階の筆圧検知に対応した専用のスタイラスペン「HUAWEI MatePen」が付属する。

CPUに第6世代インテルCore Mを採用し、タッチパネル対応12インチIPS液晶ディスプレイ(解像度2160×1440)、4GB/8GBのメモリ、128GB/256GB/512GBのSSDを搭載する。インターフェイスは、USB Type-C×1基、5メガピクセルのカメラなどを備えている。対応無線通信は、IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LANとBluetooth 4.1。OSはWindows 10 Home/Windows 10 Pro。

バッテリ駆動時間は、通常の使用なら10時間、インターネット接続時が9時間、音楽再生なら29時間。サイズは幅278.8×高さ194.1×奥行き6.9mmで、重さは640g。アメリカでの税別価格は699~1599ドル、ヨーロッパでの税込価格は799~1799ユーロ。