4.会話をするときは目線を合わせる

一緒にいる時間が長くなると、ついつい相手と目線を合わせない「ながら会話」が増えてしまいがちです。

例えば、妻が大根を切りながら、夫に「あなた、お風呂が沸いたわよ~」と話しかけるとか、タブレットを見ている夫に、妻がお茶をもってきてくれても、夫はタブレットから目を離さずに「ありがとう」と言ってしまうなど、が挙げられます。

これでは、自分の存在をないがしろにされたみたいで、寂しい気分になりますよね。

三松さんは「会話をするとき、手を止めて振り向いたり、顔を上げたりして、相手と目線を合わせるだけで、与える印象はかなり違ってきます」と言います。

日々の何気ない積み重ねが、信頼関係を育み、愛情を絶やさないコツと言えるでしょう。

5.ディープなスキンシップを意識する

「セックスレスに関するご相談って本当に多いんです。悩む前に、相手の肌に触れて、温かさや柔らかさを感じ、楽しむことが大事です」と、三松さん。最近、夫婦の営みに不満を感じていたら、こんな方法でスキンシップを試してみませんか。

三松さんのアドバイスは、「7秒以上、夫の体の好きなところでいいので、自分の手を置いてみてください」というもの。

これだけ聞くと、突然触ったら、夫が怪しがると思いますよね。もちろん、シチュエーションは大事。どんな風に触れたらいいの? 三松さん、教えてください。

「夫婦ふたり並んで、テレビでサッカー観戦していたり、DVDで映画を観ていたりするときに、夫の手の甲に手を重ねるだけでいいんです」

「出勤時に『いってらっしゃい』と言いながら背中に手を当てたりとか、帰宅時に『お帰りなさい』と言って背中からハグしたりとか。7秒以上と、長めに触れるのがポイントです」。

「『コンビニに行ってくる』と言った夫に、『私も一緒に行く』と言って、腕を組んで行ってもいいですね」

恋人時代を思い出すと、いくつもヒントが見つかりそうな気がしませんか。

夫婦生活も長くなると、妻も夫も居て当たり前の存在になってきてしまいがちです。

三松さんは、「災害や事件、事故のニュースを聞くたびに、夫が無事に帰宅することは当たり前のことではないと感じます。本当に、帰ってきてくれてありがとう、と思うんです。相手の存在に感謝することが、夫婦円満のいちばんの秘訣ですね」と話してくれました。

仕事も大変だし、家事も育児もやることはたくさんあるけれど、「一緒にがんばってくれてありがとう」。そんな感謝の気持ちがあれば、末永く愛を育んでいけるでしょう。

【取材協力】三松真由美さん

恋人・夫婦仲相談所所長(すずね所長)・執筆家

夫婦仲、恋仲に悩む女性会員1万3千名を集め、「結婚・再婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。性を通して男女関係をよくするメソッドを考案。「セックスレス」「ED」「女性性機能」に詳しい。恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。

編集者/ライター。出版社勤務後、フリーランスに転身。ガーデニングや料理、掃除&収納、防災、健康など、女性が気持ちよく、楽しく暮らせることをテーマに、雑誌や書籍で企画、取材、執筆を行う。考えるより「やってみよう!」をモットーに、取材で得たネタを試すのが楽しみのひとつ。おいしいものにも目がない。