テキトー母さんはいったいどんな人物?

1. 期待しない人

子どもに期待しない人です。期待し過ぎてハードルを上げると子どもも親もしんどいです。

例えばテストの点数「80点はとってほしい」と願っていたら、50点の点数を見て落胆してしまうでしょう。子どもにも「どうしてこんな酷い点をとってくるの!」と余計な一言も言いたくなってしまいます。親も子も眉間に皺状態になります。

でも、最初から高い期待値を掲げないことで「一ケタでなくってよかった~」と思うことができます。
期待値を下げることで、どんな些細な成長でも喜ぶことができます。

「それなりに頑張って勉強していたもんね」と声をかけるられるようになり、親子ともハッピーです。

©あべゆみこ

2. ママ友の子や兄弟姉妹と比べずに、その子の過去と今を比べる人

周りの子どもが歩いていて我が子がつかまり立ちでも「昔は首も座っていなかった、寝返りも打てなかった、でも今は立とうしているから成長している」。

ママ友の子どもが好き嫌いなくモリモリ食べていて我が子が偏食でも「昔はミルクしか飲んでいなかったのに色んなもの食べるようになったわ」など、よその子と比べずに昔と今を比較するのです。

こうすると成長が見えてきませんか。

子どもにとって優秀な子どもと比較されるのはオリンピック選手とマラソンレースをさせられているようなもので、しんどい毎日なんですよ。

3. 親バカを通り越して“バカ親”になれる人

「お子さんはお利口さんですね」と他人から褒められて「いえいえ、そんなことないんです」と我が子をけなすようなことは絶対に言いません。「はい、ありがとうございます。うちの子は最近お利口になりました」と素直に喜びます。

謙遜の美徳なんかないです。「そのベビー服可愛いですね」と褒められても「うちの子、可愛いでしょ」と少しうぬぼれている親なんです。

“親バカ”を通り越して“バカ親”になっています。でも、子どもは親に褒められて幸せです。結ぼう!“バカ親同盟”

©あべゆみこ