【演劇】アイドル好きならではのアイデアも! 月刊「根本宗子」第12号『忍者、女子高生(仮)』ロングインタビュー&レポ

2016.5.17 10:30

女優にして劇作家、演出家でもある根本宗子さんの大特集!演劇シーンのみならず、アイドルシーンともクロスオーバーする彼女へのロングインタビューと、主催する「月刊「根本宗子」」の第12号公演『忍者、女子高生(仮)』レポートをお届けします。

nemoto

今回の不定期連載、「演劇少女」は演劇界でも大注目の根本宗子さん。女優にして劇作家、演出家でもある彼女が主催する劇団、「月刊「根本宗子」」の第12号公演『忍者、女子高生(仮)』レポートとインタビューをお届けします。

多彩な才能を見せる根本さんは、AKB48やでんぱ組.incを愛するアイドルファンでもあります。

でんぱ組.incの夢眠ねむさんとのネット番組に出演中、チケット即売会&特典会を開催と、アイドルシーンとの親和性も高い根本さん、いったいどんな方なのでしょうか。そして、最新作ではどんな世界を繰り広げるのでしょうか?!

今回は、根本さんへのロングインタビューと公演の詳細レポートで、これからさらに注目すべき根本宗子さんのスペシャルな存在感をお伝えできればと思います。では、いってみましょう!

根本宗子 スペシャルインタビュー

まずはスペシャルインタビューです。公演準備のためのお忙しい時間を縫って、劇団旗揚げから今後の活動についても語っていただきました。そして、アイドル好きならではの視点も!

あまり、みんなが行かないところに行こうとしている

――よろしくお願いします。まず、劇団旗揚げについて簡単にお聞かせ願えますか?

根本「旗揚げ当時は19歳で、演劇の専門学校を卒業してすぐにでした。本谷有希子さんが「劇団、本谷有希子」を主催されていたから、女性の劇団旗揚げは例がないわけじゃないけれど、19歳で旗揚げしたのは早かったですかね。」

――十代の女性が劇団を旗揚げというのは、あまり聞かないような…。

根本「うーん、そうですね。あまりみんなが行かないところに行こうとしてるところはありますね。」

――演劇シーンの方でありながら、でんぱ組.incの夢眠ねむさんと番組をしたり、アイドルシーンへの親和性が高いのも、"あまりない"感じがします。

根本「私、元々、アイドル好きで、AKBやももクロがすごく好きなんです。AKBを初めて生で観た時すごさに衝撃を受けて。

アイドルって、必死じゃないですか。必死にステージを務めていて、それが好きで。しかもその必死なステージの裏側を見せちゃうっていうのも面白くて。」

――アイドルシーンの中でも「全力」が重要ワードでしたね。

根本「アイドルの全力ぶりに比べて、演劇はのんきなもんだな、って思って。私がやっていることはアイドルじゃないけれど、でも取り入れられるところはたくさんあると思っていて。

例えば、毎週末同じ公演をやってみたり、作品を公演の二か月後に上映しながらトークしたりしているんです。」

――おお、ちょっとした反省会?!

根本「反省ではないですけど、映像を上映するのも、そのまま流すだけじゃなくて、止めながら話すっていうのは他にやっていなかったと思います。チケットの即売会もやりはじめて…」

アイドルさんがやっていることをやったら、面白がってくれる方もいるかな

――それは、まさにアイドルの特典会メソッドですね。

根本「チラシにサインをしたりもしています。最近はTシャツに、その方にあった劇中のセリフを入れたりも。」

――ファンとしては嬉しい!

根本「アイドルさんの特典会で、Tシャツにサインをしたりしますよね。ああいうのを見ていて思いついたんです。

こういうことやってるから勘違いされがちなんですけど、自分がアイドルだと思っているとかそうなりたいわけでは全くなくて、私はアイドルではないけど、アイドルさんがやっていることをやったら、面白がってくれる方もいるかなって。

チラシだけの宣伝じゃ足りないし、見てもらわないことにははじまらないので。」

――なんというか、アイドルシーンと演劇シーンのハイブリッドのような印象です。

根本「(夢眠)ねむちゃんとの番組がきっかけで、アイドルファン、でんぱ組.incファンの方も来てくださるようになりました。

演劇に馴染みがない方を巻き込めるのはすごく楽しいし、うれしい。アイドルファンの方って、イベントに慣れてて、フットワークも軽いです。いろんな層の方がいらして面白いですね。」

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