容姿力を磨き、「自慢の妻」になる

残酷かもしれませんが、夫の関心が外に向いてしまった原因の一つは、妻に女としての魅力を感じていないということなのでしょう。

男性はかなりヴィジュアル重視の生き物です。女としての容姿を磨きましょう。

「○○さんの奥さんって、綺麗だよね」と周りからほめられるような妻だと、夫は大いに気をよくします。「自慢の妻」を持っているという満足から、別れにつながるような言動が減るのです。

評判の妻がいるとなると、不倫狙いで夫に近づいてくる女性も激減するでしょう。

夫が帰ってきたくなる家を作る

岡田さん曰く、家事の本当の目的とは、家族が帰りたくなる家を作ること。料理や掃除などをこなすこと自体が目的になってしまうと、ちょっと違っているのかもしれません。

夫が帰ってきたいと思う場所がなければ、不倫であってもなくても、他に居場所を探す行動をとってしまうことに。

家事に対する考え方を整理して、「夫がまっすぐ帰宅したくなる家を作る」意識を持つようにすると、不倫抑止力が働くそうです。

夫は、自分が「してもらったこと」を結構覚えているもの。家を整えてくれた妻のことが印象に強いと、浮気しても戻ってくるというのが、岡田さんの意見です。

「離婚」は最終手段

3年を目処にこうした行動をとって、夫婦関係の改善を目指してみてください。

妻の魅力をブラッシュアップさせたことで、愛が復活したら問題は解決します。

一方で、妻がやるだけのことをやっても変わらない夫なら、未練もなくなり「はい、もう結構です!」と言えるのではないでしょうか。

まだ小さな子どもを抱えていれば、離婚後のライフプランに不安を感じる場合もあるでしょう。でも、3年経てば事情も変わっていますよね。

ただし、「結婚したければ結婚して、合わなければ離婚しちゃえばいいのよ」なんて意見を聞くことがあるけど、離婚はそんなに簡単なものではないぞ! というのが現実です。

数多くの夫婦問題に携わってきたプロの見解は、「即離婚は思いとどまって」「離婚は最終手段としてとっておこう」とのこと。参考にしてもらえれば幸いです。

女性の生きにくさをちょっぴり軽くするコラムニスト。医療従事者向けの情報サイトでメディカルコミュニケーターを勤めたのち、『OKGuide』にて読者のあらゆる疑問・お悩みを解消に導くガイド記事を提供している。今や絶滅寸前の女子短大卒。