妊娠しやすい身体や環境を整える「妊活」は、今や一般的になっています。

子ども服などを手掛けるミキハウスが2013年に行った調査では、「妊娠するために何か意識的な行動をしましたか」に69.4%が「はい」と回答。

取り組んだでは、3位の「産婦人科を受診」を抑え、自宅でできる「基礎体温をつける」「必要な栄養素を積極的に摂る」が上位にランクインしています。

「もしかして?」と思ったらまず妊娠検査薬でチェックをしてみよう、という人も多いはず。でも、早く結果を知りたいという思いからNGな使い方をしてしまっているケースも少なくないのです。

今回は海外の記事を参考に、ついやりがちな妊娠検査薬の4つのNG行動を総ざらいしてみましょう。

妊娠検査薬の4つのNG行動

1:実施するタイミングが早すぎる

妊娠検査薬を使うベストなタイミングはいつなのでしょうか?

検査薬にはさまざまなタイプが売られていますが、日本の薬局で一般的に手に入るものは、生理予定日の1週間後から判定が可能。

というのも、検査薬は、尿中に含まれるhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)というホルモンに反応することで妊娠の有無を判定します。

このホルモンは生理が始まるタイミングの数日後から分泌され始めるものの、最初はごく微量。検査薬で確実に検出するためには生理予定日の1週間後まで待つ必要があるのです。

この期間を待たず、早めに検査薬を使用する「フライング検査」について、『マイナビウーマン』で行ったアンケートでは、71%が「したことがある」と答えています。

なかには「生理予定日1週間後よりも前に検査をして陰性。諦めきれなくて45日してからもう一度検査をしたら陽性だった」という声も。

生理が1日でも遅れたら、検査薬を試そうという気持ちになりがちですが、そこはグッと我慢。正しい結果を得るためには、必要な期間を「待つ」ことが大切です。

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