自分の子どもに、落ち着きがない、こだわりが強いなど個性的な特徴が見られたら、どう接してあげたらいいのか戸惑いますよね。

気にしないようにしていても、ほかの子どもと比べてしまい、落ち込んでしまうというママは多いはず。

そんなとき、子育てそのものに疲れてしまうこともあるでしょう。

しかし、ちょっと視点を変えるだけで楽になる方法があるとしたら、知りたいと思いませんか?

脳科学者の片野晶子先生が、著書『育てにくい子どもを伸ばす魔法の言葉かけ』(アスコム)内で、その方法をまとめています。

それは、言葉かけ。これでママも楽になるし、子どもを伸びていくのです。以下から、そんな言葉かけのコツをお伝えします。

なぜ「育てにくい」と感じてしまうのか?

まず、子育てに疲れてしまう心理メカニズムから確認していきましょう。

子育てをしていると、我が子に対して「どうしてできないんだろう」と感じてしまうことは多いと思います。

でも、それは「できて当たり前」という目で子どもを見てしまっているから。

片野先生も著書内で、「友だちをつくるのが苦手、落ち着きがない、衝動や何かのこだわりが強いなど、気になるところがあると、つい苦手なところに目が向いてしまいます。いったん苦手なところに目が向くと、親心としては“苦手を克服させたい”と願い、苦手なところばかりを見てしまうものです」

と述べています。

普段、できないことばかり見ていて、できたことは気に留めず流してしまっていませんか?

子育てで疲弊しないためには、ほんの些細なことでもいいので、できたことを見つけて、我が子に「できたね」と伝えることはとても大切なこと。

子どもは親に褒められ、認められることで自信がつき、次のステップを目指して頑張るものです。

一旦視点を変えて、我が子の苦手を見るのをやめてみましょう。それだけで子育てがぐっと楽になります。

子どもの“自己肯定感”を高める言葉かけ

じつは、子育てをしている中で、子どもに対する言葉かけはとても大切で子どもの成長に欠かせないもの。

そのため、できれば子どもの自己肯定感を高められるような言葉かけをしていきたいところです。

でも、誰だって「やろう」と思ってすぐにできるものではありません。

そこで、片野先生はこんな言葉かけのコツをすすめています。最初は以下の2つから、はじめてみてください。

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