子どもの来場はアリ!? クリアすべき5つの課題
コンサートをより楽しむために、事前に確認しておきたい課題が5つあると考えます。
1.事前に作品を予習する
今年の『ディズニー・オン・クラシック』で演奏される楽曲は、東京ディズニーシーで使用されているものや『アナと雪の女王』の楽曲が多く、子どもでも“知っている作品”である可能性が高いでしょう。
この他にも、『ファンタジア/2000』(火の鳥)、『ターザン』、『ムーラン』(※特別プログラムでは演奏内容が異なります。)の楽曲が演奏されるので、あらかじめ鑑賞しておくと「これはあのシーンの曲だ! 」と情景が浮かびやすく、より楽しむことができます。
2.おしゃべりせずに座っている練習をする
本公演は、20分間の休憩を挟んで、各部およそ1時間の公演となります。
小学生にとっては、授業時間より少し長めなので、うっかりおしゃべりしてしまわないように予め練習しておくと良いでしょう。
3.椅子の高さをあわせる
以前、別の舞台を観劇していた時に、幼児が上演中に椅子の上でしきりに立ち上がっている場面に遭遇しました。
そのときの筆者は落ち着いて鑑賞することができなかったのですが、その後劇場スタッフが持ってきた厚手のクッションで、状況は激変しました。
椅子に立っていた幼児は、飽きていたのではなくステージが見えなくて困っていただけだったのです。
上演中にそわそわと落ち着かない原因のひとつに、座高不足で舞台がみえていないことが挙げられます。
心配な方は予めクッションを用意しておく、あるいは劇場によっては座高調整のためのクッションを貸出しているので、スタッフに確認しておくとよいでしょう。
4.座席に背中をつける
着席の際、座席に背中をつけていないと、自分より後方の座席のかたの視界が狭まってしまいます。
ステージに入り込むにつれて、前のめりになってしまう方も多いので、自分も子どももきちんと座れているか、時折確認するとみんなで楽しく鑑賞することができます。
また、お団子ヘアやおでこにメガネをかけるなど、頭の高さを越える装飾も避けたほうが良いでしょう。
5.事前にトイレ、飲食はロビーで
最後に、基本的なことではありますが、公演中に離席しなくても良いように、事前・幕間にトイレにいくこと、ホール内での飲食は行わないなど劇場で指定されているルールを守ることも大切です。
劇場内でのマナーは、年齢にとらわれず、来場する全ての人が心がけていきたいことでもあります。
今年14年目を迎えた『ディズニー・オン・クラシック』で、楽しいコンサートデビューをしてみるのはいかがでしょうか。
※写真は全て9月22日、文京シビックホールで開催された公開リハーサルのものです。