寝起き改善策2:温度の工夫

お子さんの起きる30分〜1時間前位に部屋の温度を少々上げてみてください。

寒い環境では、暖かいお布団にくるまった状態が心地よく、眠りを深くしてしまい、起きるのがますます億劫になってしまいます。

寝ているときは日中よりも体温が低くなり深い眠りを誘いますが、起きるときは、体温を上げることで目覚めが良くなります。

夏は起きる時間にエアコンを切る、または28度位に温度設定をする、冬は22度位、春や秋は26度位の温度設定にするのも1つの方法です。

逆に、寝るときは室内の温度を低くすると、深い眠りが得やすくなります。

それでも眠たい場合は起きてすぐに42度位の熱いシャワーを浴びることで交感神経が優位となり、目覚めが良くなります。

寝起き改善策3:香りの工夫

お子さんの好きな朝食の定番の香りを漂わせてみてください。

ソーセージや焼き魚、トーストを焼く香ばしい匂い、味噌汁の味噌の匂い、ホットケーキやオムレツを焼くときのバターの匂いなど、香りをお子さんの寝室に届くようにすると、香りで心地よい目覚めができます。

好きな香りは食欲を湧きたてさせ、空腹感を刺激し、「起きて朝食が食べたい」という欲求になります。

特に、レモンの香り成分である“リモネン”の匂いは、体内時計をリセットさせるとともに、交感神経を刺激することも分かっています。

寝起きにまず、レモン水を1杯飲ませたり、レモンの香りを部屋に散布したりするのもいいですね。