あなたの家庭は、夫婦仲は良い方ですか?

夫婦仲が良いことは、子どもの成長にとってもメリットが大きいもの。

夫婦仲が良いことが子どもに与える影響と、仲の良い夫婦が実践しているコミュニケーションについてお伝えします。

夫婦仲の良さが子どもに与えるプラスの影響2つ

夫婦仲の良さは、主に次のようなプラスの影響があります。夫婦仲が悪い場合の影響も合わせてお伝えします。

1.外の世界に出ることに不安を感じにくい

両親の仲が良いということは、子どもにとって「自分は望まれて産まれてきた」「自分は両親ともに愛されている」という安心感を与えてくれるものです。

それは、子どもにとって社会で生きていく上で大きな自信に繋がります。

夫婦仲が良い家庭で育った子どもは、学校生活などでも周囲と上手にコミュニケーションを取り、楽しく過ごせることが多いです。

また、家庭以外の場所に一人で行くことに不安を感じにくく、自立心が旺盛です。

一方、夫婦仲が悪い家庭で育つと、子どもはなかなか自分に自信を持てず、他人とコミュニケーションを取ることに何倍もの労力を費やすことになります。

また、「自分がいない間に、両親のどちらかが出て行ってしまうのではないか…」という不安から、外の世界に出て行くことに大きなストレスを抱えます。

2.異性に対してプラスのイメージを持つことができる

両親の夫婦仲が良いと、子どもは、異性や異性との付き合いに対してプラスのイメージを持つことができます。

そして、異性とコミュニケーションを取ることに、恐れや不安をあまり感じません。

また、「異性と仲良くなること、コミュニケーションを取ることは、楽しくて幸せなことなんだ」ということが幼い頃から刷り込まれているので、将来的に異性と健全な関係を築きやすくなります。

婚活でなかなかいい相手と巡り会えないという方、もしくは異性との関係でトラブルが生じやすい方に詳しくお話を伺ってみると、異性や異性との付き合いに対してマイナスイメージが強い方がとても多いです。

そのマイナスイメージはどこから作られているかというと、やはり『両親の関係性』です。

両親が不仲だった、幼い頃から父親(母親)の悪口を何度も聞かされた、両親がひどい別れ方をした…。このような場合、子どもの心は深く傷つき、異性に対して潜在的に不信感を持つようになるのです。

異性との付き合いも、潜在的に両親のコミュニケーションの仕方が根付いているので、親と同じようなパターンで異性と接してしまい、トラブルになりやすいです。