幼稚園に通わせていても要注意

それから、幼稚園に通う子も日中たくさん遊んで疲れてしまい、帰宅後16時や17時くらいから一瞬寝てしまうことがありますが、これも夜の睡眠に響きますよ。

もう夕方になっていたら可哀想ですが叩き起こして短時間でも寝かせないようにしましょう。

大人だって日中の30分以上の昼寝、そして15時以降に昼寝をしてしまうと寝つきが悪くなってしまうと言われていますから、子どもだったら尚更ですね。

パパの帰りが遅い

寝かしつけに奮闘してようやく眠りかかっていたのに、パパが帰ってきて遊んでしまい、目が冴えてしまうことがありますよね。

子どもと遊びたいパパの気持ちもわかりますが、子どもの身体のリズムのために協力してもらいましょう。

もう、子どもが布団に入っていたらママの代わりに傍によってトントンしてやったり、添い寝して絵本を読んであげるなどして、寝る雰囲気を壊さないようにしましょう。

玩具を出して遊んだり、高い高いをしてやったり、駆け回ったりして脳に刺激を与えて完全に起こしてしまうと、ますます寝る時刻が遅くなり翌朝に響きます。

寝る環境を作ろう

隣の部屋の電気がこうこうと付いていたり、テレビの音が聞こえてきたらなかなか寝付けません。

子どもが深い眠りに落ちるまでは音を消して、部屋の電気は薄暗くしましょう。親も一緒に寝てしまうくらいの気持ちで“寝やすい環境”を作ってあげましょうね。

週末だからとリズムを崩さない

大人は「明日は休日。金曜日、土曜日は深夜まで起きていて、朝は好きなだけ寝ていよう」とよくやってしまいます。いわゆる“寝だめ”です。

けれども、子どもにも「明日は保育園がお休みだから、夜遅くまで遊んでいてもOKだよ。明日は朝は好きなだけ寝ていていいんだよ」などとやってしまうと、たとえ昼寝をしなくともまた夜寝なくなります。

そして完全に週明けからリズムが狂います。そのためか月曜日、ボーッとしている子もいます。

土日祝日でも平日と同じ時刻に寝て起きる習慣を崩さないようにしましょう。ずれこんだとしてもせいぜい30分くらいにしましょうね。パパやママは寝ていたいと思いますが、子どもはいったん起こしてしまいましょう。

まとめ

深夜の量販店や飲食店に、幼い子どもを連れた家族を見かけることがありますが、子どもを大人の生活に付き合わせるのは心身の発達のためにはよくありませんね。

夜更かしして翌朝はギリギリまで寝かせていて、朝ごはんも食べる時間がなく、そのため便意ももよおすこともなく小学校にいくと、授業中、朝から生あくびが出てしまう状態になります。

これでは肝心な授業に集中できず、学力が低下しても仕方がないですね。

このようなことにならないためにも、来るべき小学校入学に向けて幼児期に “早寝早起き”の生活リズムを整えてみてくださいね。