学習面でも応用できる

大人のように丁寧に綺麗な文字は書けないのは当たり前です。そこでゲーム化してしまいましょう。

ママが右利きだったら左手で書いてみるのです。利き手でない手で書くのは凄く書きづらく、思うように書けません。子どもが文字を書くときの大変さがシミジミわかると思います。

そこで、子どもは利き手で書いて「ママと子どものどちらが、手本により近い文字に書けたか」を競うのです。

そうすると、上から目線で「もっと綺麗に書きなさい!」と命じるお勉強にならず、お互い楽しく頑張れますよ。

まとめ

ゴルフだってハンデを付けたり、女性はレディースティーから打ったりします。ボウリングだって子どもにはガーターなしのレーンを使わせたりします。こうして力が同じでなくても楽しめるようにします。親子の場合も同じですので工夫をしましょう。

ただし、適度な挫折感を味わわせることも時には必要です。ハンデを付けても、負ける体験をさせることも大事です。いつも勝たせてやることで一時的に子どもは喜ぶかもしれませんが、悔しい思いをし、困難にぶち当たったとき、頑張ることもしなくなる可能性があります。3回ゲームをやったら、1回は大人が勝ってしまいましょう。

つまり、どれほど頑張っても勝ち目がない挫折体験ばかりさせず、かつ、ハンデを付けても“負けたり勝ったりするさじ加減”を大人が調整すること。それでこそ、ゲームの醍醐味を味わえることになります。