綴(Vo)綴(Vo)/撮影:さわきみのり

14カ所15公演をまわったMEJIBRAY全国TOUR「-NO MOUTH SLIVERS-」のファイナル公演がYokohama Bay Hallにて行われた。

今回のツアーはいつもと変わった趣向で、全ての公演に副題がついており、タイトルにちなんだ初期の人気曲や隠れた名曲が多数披露された。

ファイナル公演のタイトルは「find your AVALON」。ツアー最終日にAVALON(楽園)にたどり着くなんて、なんとも粋なネーミングではないだろうか。

更にこの日は綴(Vo)の誕生日ということもあり、いつも以上の熱狂に満ちた、楽園のような一夜となった。

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定刻過ぎ、天井のシャンデリアとステージ中央から伸びた花道が美しいYokohama Bay Hallに、おなじみのSEとファンのコールが爆音で響いた。この日初披露の、白を基調にした新衣装に身を包んだメンバーがステージへ続々と登場すると、黄色い歓声が割れんばかりだ。

1曲目、2曲目はツアータイトル・副題から「Sliver」「アヴァロン」が続いた。
MEJIBRAY初期の名曲を、全力で歌い上げる綴、フルスロットルで駆け抜けていくMiA(Gt)のギター……、背中を押すような、温かな歌とバンドアンサンブル。

「Sliver」は、結成当時近づくもの全てに噛み付く勢いだったMEJIBRAYが、今にも焼き切れてしまいそうになりながら演奏していた。5年の時間を経て希望の歌へと成長した同曲を目の当たりにし、筆者はこの日のライヴの成功を早くも確信する。

「ここが! お前らの“アヴァロン”です!!」(綴)
そんな曲振りと共に放たれた「アヴァロン」では、劇的な曲の展開と、歌詞の意味を訴えかけるように歌い上げる綴の声に応えるかのごとく、フロアがファンのジャンプで大きく揺れる。

恋一(Ba)恋一(Ba)

「ぶっとべ! クールモンスター!!」(綴)

早くも熱気を帯びはじめた会場に、近年のMEJIBRAYを代表するアッパーチューン「VICTIM(ism)」「ACME」が続けて投下される。ファンは「VICTIM(ism)」でとことん声を張り上げて歌い、モッシュし、「ACME」ではフロアが真っ二つに割れて勢い良くウォール・オブ・デス!

ヴィジュアル系のライヴならではの、バンドと共にこれでもかとばかりに楽しむ姿勢と熱気が圧倒的だ。

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