本当に「ムリ」なのか考えてみる

周りの友達の活躍を見て、「自分なんてダメだ」と思ってしまうときは、自分を見つめてみるのがポイント。実は自分で「何をやってもうまくいかない」「どうせムリ」と決めつけているだけかもしれません。

たとえば、「自分は絶対に人とうまく話せない」と思っているかもしれませんが、よく考えてみると「落ち着けば、ちゃんと話せる」「友達と話すのは楽しい」ということが見えてくるかもしれません。

また、何かを頑張っていると自分のことを好きになれるもの。得意なことや好きなことを見つけてそれに打ち込んでみるとよいでしょう。

恥ずかしがらずに、周りに助けを求める

何でも自分の力で解決しなければならないと考えていませんか。しかし、人に頼ったり助けてもらったりすることは、恥ずかしいことでも悪いことでもありません。むしろ自分に助けが必要だと判断できることは大切なことなのです。

まずは、困っていることを周りに知らせましょう。それに、誰でも人から頼られるのは結構うれしいもの。友達も喜んで「まかせておいて!」と言ってくれるはずです。

そして、自分も周りに困っていそうな人がいたら積極的に「大丈夫?」と声をかけてあげましょう。

まとめ

いかがでしたか。本書はマンガで構成されているので、楽しみながら読むことができます。

もし悩んでいたら、友達との関係を考える前に、まずは自分自身を知り、自分と仲良くすることから始めてみましょう。

ライター。音楽系の出版社で6年間勤務した後、かねてからの目標であったアメリカでの短期留学を果たし、現地でフリーペーパー制作のボランティアを行う。帰国後は、実用書を扱う出版社にて女性エッセイや心理本などの編集を担当。その後、ライターとしての活動を始める。北欧のヴィンテージ食器が好き。