貯蓄がないときほど「保険」が役に立つって、ホント!?

 「保険? よく分からないな」「いま健康だし、収入も少ないし…」など、20代・30代で保険のことをしっかり考える人は少数派かもしれません。

でも、貯蓄が少ない人ほど病気やケガ、万一のことへの備えは必要です。

たとえば、時給制のお仕事をしている方であれば、病気やケガで入院し働けなくなることは、そのまま収入ダウンに直結してしまいます。また治療費や通院の交通費などの負担も発生してきますよね。

保険は元来、イザという場合に役に立つものです。

家計のやりくりが厳しく、貯蓄も十分ではない20代・30代の若い世代こそ、無理のない範囲で保険に加入する優先順位は高いと言えるでしょう。

キャリアもお金も「貯めどき」な世代
家計負担を抑える“最低限必要な保障”で備えるべき

保険への加入を検討する場合、「死亡保険」「医療保険」「終身保険」「年金保険」などさまざまなタイプの商品があり、どれが必要なのか、どれくらいの保障が適当かでまず悩む人が多いと思います。

インターネット比較サイトで見積もりをしてみる、来店型保険ショップに出向くとさまざまな保険商品やプランをてんこ盛りにされ、かえって引いてしまう…なんてことも。そのため、保険に未加入のまま現在に至っているのかもしれませんね。

また、提案される様々な特約の中には、医療制度や技術の急激な進歩に適合していないものも増えています。

例えば「先進医療」特約ですが、契約したときの先進医療も、その後数年で保険適用になったり、新しい医療技術に取って代わられることも。「入院特約」も、入院日数の減少に直面しています。

しかし、一度契約した特約は契約を結びなおさない限り変更できないのです。

そんな人にとって、「最低限必要な保障」で準備できるほうが、むしろ前向きに保険加入を検討できるかもしれません。

シンプルなので保障の重なりもなく、保険料を抑えることも可能になります。

はじめての保険選びで困ったら…
シンプルでわかりやすい保障の「共済」がオススメ

一般の生命保険と同様に、病気やケガ、万が一への備えができる商品として、身近にある「共済」を選ぶという選択があります。

共済は、国または自治体が認可し、名前があらわす通り営利を目的とせず、一定の集団が掛金を出し合って互いに支え合う仕組みを持っています。

特定の地域内の人や同じ職業の人を対象に、病気やケガ・交通事故で入院したときや、万が一に備えた保障がワンセットになった保険商品です。

たとえば、愛知県共済の「ライフ共済」は、愛知県内に住んでいる、または職場のある人が申し込めるもの。ライフ共済の“メリット”をご紹介すると…
 

1)剰余金は割戻金として毎年決算、還元される

2)同じ病気やケガによる1回の入院に対する、共済金の支払限度日数が「120日」と長い


一般の医療保険は、入院の支払限度日数が「60日」のタイプが主流ですので、こうしたメリットも見逃せません!

ライフ共済のメリットをさらに紹介すると…

 
3)入院・手術・死亡保障の支払い条件が85歳まで変わらない、シンプルでわかりやすい保障


年齢が高くなるに従って支払い条件が変わる保険が多いなか、ここは見逃せないメリットです。


40~30歳、30~65歳、65~85歳という3つの年代によって、保障内容の重点が「ケガ(交通事故も含む)」「死亡」「入院・手術」などにわかれ、それぞれの年代に合った保障がついている


特に20代で加入した場合、月払掛金1,500円のプランで、入院共済金は5,250円(日額)、手術共済金は150,000円(最高)。

交通事故による死亡のときは、死亡共済金600万円の保障も得ることができます。

分かりやすい商品は事故発生時の支払い対応スピードにも関わってきます。対応も早く、支払いもスムーズだと好評です。

また、掛金の支払いにクレジットカードが使えるのも見逃せません。

 

さて、いかがでしたか?

「生命保険はめんどくさい、だから入らない」ではなく、「シンプルで最低限必要な保障だけ準備する」。

家計負担を抑えて貯蓄を積み増して、結婚や住宅購入などの将来に備える、そんな選択肢もあるのではないでしょうか。

ファイナンシャルプランナー・住宅ローンアドバイザー。人生の節目におけるお金のアドバイスができるファイナンシャルプランナー 。子育て中の主婦の目線を活かし、「ラクして、続けられる」わかりやすい家計改善アドバイスの提供を心がけている。自治体の家計相談や労働組合様向けセミナー講師、コラム執筆等実績あり。