もちろんですけど、タバコに関するマナーは大切です。

僕の場合、初めて食事とかをご一緒させていただく先輩がいて、その方が吸わない人だったら、一切吸わないようにしています。だって、後輩が初めての先輩の前でタバコを吸ったって、「こいつなに考えてんねん?」とか「なにを偉そうにタバコをふかしながら相づち打っとんねん?」とか、ひとっつも得がなくないですか? それだったら、その席では我慢をしてお開きとなってから、「今日も楽しかったなぁ」なんて一服したほうが絶対においしいですから。

お世話になっている今田(耕司)さんと初めて会った頃もそうでした。今田さんは吸わない方なのですが、ほかの愛煙家の先輩が買い出しを頼まれた瞬間に「僕もついて行かせてください!」つって。もちろん、買い出しの合間に一服できるなぁと思ってのことでした(笑)。そうすると、今田さんにも嫌な気持ちをさせないですし、愛煙家の先輩ともタバコを吸いながらお話できますからね。

いまでは、今田さんの家でもふつうにタバコを吸えるようになったんですけど、もちろん、換気扇の下でと決めています。その場所もテレビ局の喫煙所とかと一緒で、コミュニケーションの場なんですよね。

その際、マナーというか当たり前のことですけど、ポイントは後片付けですね。今田さんの家って、本当にきれいですから。みなさん、テレビとかで聞いている以上にきれいですから。

タバコとはいったん話がそれますけど、今田さんの家で鍋パーティがあったあとなんて、感動すらしますからね。今田さんがキレイ好きというのを後輩のみんながわかってるから、各自で分担して鍋が始まる前とまったく同じ状況になるまでピカピカにするんです。でも、今田さんはさらにピカピカにしちゃいますからね(笑)。「その手袋、どこで売ってんすか?」って聞きたくなるような魔法の手袋をして、信じられないぐらいキレイにするっていう(笑)。そんな後片付けが終わったあとの美しさは、本当に感動的なんです。

で、タバコの後片付けの話でした。

今田さんの家でタバコを吸わせてもらって、帰る時には、必ず灰皿をキレイにします。水にひたして火事にならないようにして、吸い殻をコンビニの袋などを二重にしてゴミ箱に捨てる。その上で、灰皿を使う前の状態と同じようになるまでキレイに洗って。まぁ、後輩として当たり前のことですけどね。ただ、よしもとのすごいところは、後輩としてのあり方みたいなものが代々受け継がれているところ。いまでこそ『後輩力』なんて本まで出させてもらって、こうしてインタビューまでしてもらえるようになった僕ですが、若手の頃は散々怒られましたから。逆に言えば、散々怒られたからこそ、灰皿の掃除ひとつとっても当たり前にできるようになれたのだと思います。

最高のコミュニケーションツールのひとつであるタバコ。

街の喫煙所でタバコを吸っている僕を見かけたら、ぜひぜひ電話番号を交換しにきてくださいね。

同じタバコを愛する者として、他愛のない話から、コミュニケーションを深められたら、すげぇ幸せなことだと思いますので。

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