Jin-Machine 撮影:大参久人

7月9日、東京・原宿アストロホールにて”日本一面白いヴィジュアル系バンド"Jin-Machineの「TOUR 2017 kiss-キス- ~愛 miss 優~」のファイナルミサが開催された(Jin-Machineのライブは「ミサ」と呼びます)。

去る4月に公式サイトにて、ブッシュドノエル・水月・アリッサ(ていおん!※Bass)がこのツアーを最後に脱退することが発表された。理由は「家庭の事情」。詳細は公式サイトやブログ等に掲載されているので説明は省くが、不仲や音楽性の違いではない理由での脱退。

Jin-Machineと平民(Jin-Machineのファンの総称)が一致団結し、サポートメンバー期間を含めて約8年半一緒に過ごした仲間の門出を明るく送り出すという、人の良い彼らならではの笑いと涙に包まれた思い出のミサとなった。

SEの流れる中、ステージに下がっていた幕代わりのスクリーンが徐々に上にあがっていくと、まず水月が登場し「っしゃー!」と気合いを入れると、フロアからは大きな歓声がおこる。続いてルーベラ・木村・カエレ(ドラミ ※Drums)、マジョリカ・マジョルカ・マジカルひもり(ギタ―――(゚∀゚)―――!! ※Guitar)、あっつtheデストロイ(破壊 ※Vocal)、featuring16(MC ※Vocal)が続々とステージへ。

Jin-Machine・ブッシュドノエル・水月・アリッサ(B) 撮影:大参久人

featuring16とあっつtheデストロイが「み~んな~、元気~? ここからはみ~んなヴィジュアル系だよ~!」と体操のお兄さん風に”ヴィジュアル系にありがちなポーズ”をレクチャーする『僕らはみんなヴィジュアル系』からスタート。

畳み掛けるように『さよなら†黒歴史』、そしてあっつが扇子を手にするとフロアの平民も扇子を掲げ『ようこそJAPAN』へ。アップテンポなナンバーを繰り出し、軽快なスタートを切った。

Jin-Machine・featuring16(Vo) 撮影:大参久人

一転して照明が暗くなりギターを手にするfeaturing16。このツアーでずっとやってきた曲だというバラード『夢の中で』へ。ひもりがイントロのギターを爪弾く中、

「ひもりくんとふたりで、”なんでこんな楽しい面白いチームがなくなんなきゃいけないんだろう”ってオッサンふたりでひと目もはばからず泣いていたんですけど。(今は)そういう気持ちを乗り越えてこのツアーに臨んでいます。(平民の)皆は乗り越えているかどうかわかんない。だから、その気持ちを思いっきりぶつけてほしい、歌ってほしい、身体に刻み込んでほしいそんな思いでやっています」

と語り、ひもりと共にJin-Machine随一のバラードを歌い上げ、「さあみっちゃんに歌ってよ!」とフロアの平民に向けて合唱を求め、会場中の歌声がひとつになった。続いて切なくもみずみずしいロックチューン『キミノテ』と、なんだか序盤からセンチメンタルな気分になってしまう。

……が!

ここからスクリーンが下りてきて始まったのは「みっちゃんの歴史を振り返る」映像のコーナー。

水月はJin-Machine加入前は正統派のヴィジュアル系バンドマンとして活動しており、featuring16曰く「ヴィジュアル系バンドとして加入したものの、(Jin-Machineのコンセプトに)だんだん不信感を抱いていった」という。

そして映し出されたのは、インストイベントの企画で目玉おやじ(「ゲゲゲの鬼太郎」)のコスプレをする水月。その後も、エドモンド本田(「ストリートファイターII」)など、ヴィジュアル系の概念を揺るがす姿が披露される。この8年半で大きな成長(?)をみせたことが伺える。

そして10年以上前のバンド時代の写真や、本名、生年月日が記された高校時代の学生証から、全身金タイツのC-3PO(STARWARS)や、顔までピンクに染めたドドリア(「ドラゴンボール」)など、様々な水月の姿で思い出を振り返った。

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