「会社の同期と不倫していました。

相手が既婚者だと最初からわかっていて関係を持ちましたが、“お互いの空いた時間にしか会えない” “約束できない”ことがかえって気楽でした。

が、彼が異動で別の支社に移ってからは多忙になったのか連絡が遠ざかり、そのままフェードアウトで終わりました。

『いつまでも不倫なんかしていても先がない』

と思って、ほかの同僚たちとコミュニケーションを増やしたりマッチングアプリを使ったり、出会いを探すのですが、いざ一対一になると“相手のために時間を作る” “いつでもデートの約束ができる”状態に心が落ち着かなくて……。

制約のない関係が当たり前、と思っていても、その自由さに慣れない感じです。

自分に向けられる好意にどう応えればいいのか、『独身男性』とはどんな距離感が正解なのか、わからなくて悩んでいます……」(女性/27歳/小売業)

既婚者との不倫は、「好きなときに会えないこと」が前提。

窮屈そうに思える関係でも、“これが気楽“と割り切ってしまえばストレスはありません。

ですが、不倫が終わって独身の男性と恋愛がしたいと思ったとき、不倫と正反対の自由さに今度は心が追いつかず、距離感を見失います。

今の戸惑いこそ、本来の恋愛のあり方として受け入れたいですね。