3. オイルに化粧水3回塗り……保湿を徹底

「屋外での日焼けだけでなく、屋内での乾燥で肌が傷み始めるのが夏です。エアコンがガンガンにきいた室内は寒く、とにかく空気が乾燥しているので……。

それを放置していると、秋になって乾燥が加速するため、夏こそオイル→化粧水→美容液→クリームというふうに、入念に保湿をしています。

とくに化粧水は3回パッティングして、大量に使うのがコツ。1回だと足りない、と美容系のサロンを経営する美肌な女性に聞いて以来、真似しています」(30歳/出版)

暖房がきいている室内=乾燥している、と捉え、秋冬は保湿ケアを念入りにする方は多いのではないでしょうか。一方、エアコンがきいている夏場の室内も、実は乾燥しているので注意が必要。

上記の女性は、「普段使っているオイルやクリームなど、保湿力の高い基礎化粧品を携帯し、乾燥を感じたタイミングで塗る」とも話してくれました。これなら簡単なので、すぐに実践できそうですね。

4. 内側からの保湿として、水分をこまめにとる

「無理のない範囲で1日1.5~2リットルの水をこまめに飲むようにしています。外からのスキンケアも重要ですが、内側からも水分補給をして乾燥を防ぐことにしているんです。

ただ、水を飲みすぎるとお腹が冷えるので、ときどき白湯を飲むなど、体を冷やさない工夫はしています」(31歳/IT)

紫外線や乾燥などの外的な刺激だけではなく、体内の水分不足によっても肌は乾燥してしまいます。ただでさえ汗をかきやすい夏は、体から水分が奪われ続けていると言っても過言ではありません。

理想とされる量は1日2リットル程度ですが、人それぞれの適量があるので、できるだけこまめに、喉の乾きを感じる直前に飲むと良いでしょう。

夏の間に疲れやダメージがが蓄積された肌は、秋になると化粧ノリが悪く感じたり、毛穴やザラつきが気になったり……と、明らかな症状が出てきてしまいます。

今の時期から秋に備えてケアを積み重ね、夏枯れ肌とは無縁の健康肌を手に入れたいものですね。

フリー編集者・ライター。岡山県出身。中央大学法学部卒業後、楽天、リアルワールドを経てフリー編集者/ライターに。関心のあるテーマは女性の生き方や働き方、性、日本の家族制度など。結婚・離婚を一度経験。11月14日に『はたらく人の結婚しない生き方』を発売。