■「バンギャル」とは生き様のことである

「バンギャル」という名称をご存知でしょうか?

サックリ説明すると「バンドギャル」の略称で、バンドブームの頃はバンドが好きな女の子の総称だったり、
もっと以前はバンドをやってる女の子に対して極稀に使われる言葉だったりしたようですが、
いま現在はヴィジュアル系バンドのファンのことを呼ぶことがほとんどだと思います。
(派生用語として年齢の高いバンギャルと「オバンギャ」、男性を「バンギャル男・ギャ男」と呼ぶケースも)
まあ、程度の差はあれ、生活においてヴィジュアル系バンド関係の比重が非常に高く、
ライブやCD発売を楽しみに生きてるような人のことだと思っていただければ間違いではないと思います。

バンギャル・ヴィジュアル系バンドの世界を題材にした本といえば、
90年代のV系おっかけ少女を描いた雨宮処凛さんの「バンギャル ア ゴーゴー」(講談社)、
LUNA SEAファンの少女たちが主人公の木村紅美さんの「黒うさぎたちのソウル」などの小説や、
漫画ですと、所テン子さんの「the秘密のバンギャルちゃん」などがあります。
竹内佐千子さんの「おっかけ!」(ブックマン社)にも、おっかけするバンギャルさんのエピソードが出てきます。
当然探すともっとあると思いますが今回はこのへんで。
上記の作品に出てくるバンギャルも、皆さん世代も好きなバンドも活動パターンも様々で、
つまりバンギャルの数だけ生き様があるのだと思うのです。

>V系