元探偵が語る個人情報調査の手口と守り方『日常編』。個人情報が漏れてしまうのはネットワークからだけではありません。今回は、尾行やゴミの持ち去りでバレてしまう“日常生活の個人情報収集”を手口&防御法セットでご紹介します。

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「全国電話帳」に注意 スマホアプリで76万人分の個人情報流出か
産経新聞 10月6日(土)17時40分配信

前に「元探偵が明かす、個人調査の実態と個人情報漏れの予防法」記事 [ http://ure.pia.co.jp/articles/-/9303 ] で、SNSなどでちょっと漏らしたプロフィールから“データ調査”という手法を使い、過去の結婚歴や職歴、戸籍データまであらゆる個人情報を引っ張り出してくる手口を解説しました。

そこから一か月も経たないうちに冒頭の事件が起きたり、全国の世帯の住所氏名をネット上で公開するサイト「住所でポン」が話題になりました。すこし毛色は違いますが、他人のパソコンをリモート操作して犯罪予告を書きこむウイルスで誤認逮捕があったりもしましたね。おちおち安心してスマホもパソコンも使っていられない時代になってきた気がします。

しかし怖いのは、なにもネットワークからの個人情報漏れだけではありません。前回に続いて今回はもっとアナログで直接的な危険があるもの‥‥尾行やゴミ持ち去りでバレてしまう“日常生活の個人情報収集”を手口&防御法セットで紹介したいと思います。