子どもを預けるというと、どうしても「働いていなきゃダメ!」と思ってしまうママが多いですが、「一時保育」というものをご存じでしょうか。

「一時保育」は家庭で子育てをするママが、就業以外の理由でも子どもを預けることができるサービスですが、今やほとんどの自治体や保育サービスを展開する企業が実施しています。

しかし利用率はとても低く、利用しない理由の多くが「働いていないから」「子どもがかわいそうだから」というものです。

本当に一時保育を利用することが、子どもにとって可愛そうなのでしょうか。そしてママはそこまで一時保育を利用することに罪悪感を抱く必要があるのでしょうか。

今回は、一時保育利用者に行ったアンケートを元に、一時保育がママや子どもにもたらす影響についてお伝えします。

子どもにもママにも良い効果をもたらす「一時保育」

「ワンオペ育児」が社会問題となっているように、子育て中のママ達は肉体的にも精神的にも疲れています。

追い詰められた状態で育児をしていても何も良いことはなく、ママもたまには息抜きが必要です。

その息抜きで積極的に利用したいのが「一時保育」ですが、働いていないのに子どもを預けることへの罪悪感からか、利用率はとても低くなっています。 

しかし、立命館大学が実施した「一時保育を利用した母親の意識調査」によると、一時保育は、子どもにもママにも良い効果をもたらすことが分かりました。