…ありました。今回は『AKB49』ぶりでした。(第80回)(第81回)

声は出るけどガサガサで、声帯が完全にやられてしまった状態は、『クザリアーナの翼』でも味わったんですが、その後の『AKB49』では、本番中もずっと叫んでいたので、完全に声帯がおかしくなっちゃって。

舞台が終わってからも、ひと月くらい治らなかったんじゃないかな。私の記憶では、その時以来だと思います。

今回は、声をセーブせざるを得ない結果になってしまったけれど、でもセーブしたことによって、今後、自分がミュージカルやお芝居をするうえで、すごく大切なことを発見できました。

作品を皆で完走できたのは、もちろん嬉しかったけど、作品中に初めて「自分の体調に合わせた芝居」にチャレンジした自分を、ほめてあげたいなとも思っていて。

「完走できたことの喜び」と、「新しい発見と、チャレンジできたことへの喜び」もあって、全てを含めてこの作品をやれてよかったなぁって思っています。

--無事完走できたことも、新たな発見や、チャレンジできたことも、本当によかったですね。今回の作品で、ミラチャイ☆スタッフもまた、「幸せは近くにある」と、温かい気持ちになりました! 佐江ちゃん、ありがとうございます!

本当ですか!? 嬉しいです!

--次回も引き続き、『きみはいい人、チャーリー・ブラウン』のお話です。共に完走を遂げたキャストの方たちのお話も聞きつつ、作品を振り返っていきたいと思います。次回もよろしくお願いします!

はい! ありがとうございました!

次回の更新は、2021/5/21(金)予定です。

撮影:山田大輔 スタイリング:藤井エヴィ ヘア&メイク:大場聡美

1990年8月13日生まれ。東京都出身。O型。AKB48のメンバーとして活躍。2016年4月1日に旧チームK特別記念公演でグループを卒業。『王家の紋章』、ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』、『TOKYO TRIBE』、ユーミン×帝劇vol.3『朝陽の中で微笑んで』、地球ゴージャス プロデュース公演 Vol.15『ZEROTOPIA』、『ブロードウェイ・ミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」Season2』などに出演。連載から生まれた書籍「これさえあれば。」が発売中。Official

バックナンバー