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掃除しないとすぐに汚くなってしまう水回り。キレイに大掃除して、スッキリした気持ちで新年を迎えたいものですよね。今回はトイレ、風呂場の手ごわい場所が簡単にしっかりキレイになる洗い方をご紹介します!

便器(1) ――毎回毎回の掃除が便器をキレイに保つ一番の基本。ふち裏も忘れずに!

便器は使うたび、汚れるたびにすぐ洗うのが一番の掃除方法。誰かが掃除してくれるという考えではなく、自分の汚れは自分で掃除が基本。また、週に一回は徹底的な掃除も必要だ。

まず、ふち裏にも行き渡るように酸性のトイレ用洗剤を便器の中にかけ、トイレ用ブラシでこする。トイレ用ブラシが届かないふち裏は、古歯ブラシを使って磨き、トイレ用のお掃除シートを使い便座や便器まわりを拭く。お掃除シートといっしょに水を流して終了。

<コツ>
掃除シートは拭くだけで除菌と消臭ができてしまうスグレモノ。ネジまわりや裏側など見逃しやすいところまで、念入りに拭き取るよう注意して。

<豆知識>
塩素系漂白剤が含まれているトイレ用洗剤を使うときには万全な注意を。まず、ゴム手袋を忘れずにし、使うときはしっかり換気する。また、酸性の洗剤とは混ぜないこと。

便器(2) ――ゴム手袋+軍手が最強のトイレ洗いグッズ!

便器のふち裏は洗いづらい部分だが、黒ずんでいるとなんとも汚らしい。ふだんからひじまでおおえる長めのゴム手袋の上に軍手をはめて、酸性のトイレ用洗剤をつけた後、こするように洗っておこう。軍手ははめたまま石鹸で洗ってすすぎ、日光消毒すれば何度でも使える。

また、汚れがたまってしまったら古歯ブラシで汚れをかき出してから、軍手でこする。トイレの輪ジミや黒ずみ、黄ばみが取れない場合は、トイレットペーパーシップを。トイレットペーパーを便器内に敷き詰め、上からトイレ用洗剤をスプレー。30分ほど放置した後、ペーパーごとブラシでこするとキレイになる。

<コツ>
軍手は古くなった靴下でもよい。また、トイレットペーパーシップをしても効果がないほど汚れているなら、目の細かいサンドペーパーに石けんをつけて磨く。

便器(3) ――トイレットペーパー1枚で便器はいつもピカピカ!

使った後に毎回ブラシでこするのが面倒だなと思う人におすすめなのがコレ。排便の前にあらかじめトイレットペーパーを1枚敷いておいて、汚れがこびりつくのを防ぐのだ。こうしておけば、便がつくこともなくただ流すだけでキレイになる。

また、たとえ家族といえ排便臭は気になるもの。トイレに消臭スプレーを常備しておき、臭いが気になったらシューッとスプレーすることを心がければ、誰もが気持ちよく使える。

<コツ>
最近は消臭スプレーにもさまざまな種類がある。かんきつ類やバニラ、アーモンド、シナモンなど好みに合わせて選んでも楽しい。

<ポイント>
(1)週に1回の掃除は道具を上手に使って行う。
(2)洗いづらいトイレのふち裏は工夫して洗う。
(3)事前にペーパーを1枚敷けば掃除いらずに。

<豆知識>
意外と忘れがちなのがトイレのフタのちょうつがい部分。トイレ掃除の際にはここも忘れずに。割り箸に水でぬらした布をまきつけたもので水拭きすると簡単だ。