☆風邪と花粉症の見分け方は? 

ポイントは4つあります!

1 目の症状はありますか? 目のかゆみがあれば花粉症です。風邪の場合は目に症状がでることはほとんどないのです。

2 熱がありますか? 風邪のように38℃台の熱が出ることはありません。ただし、強い花粉症の場合は全身がだるくなり、熱っぽさを感じることもあります。

3くしゃみの回数はどうですか? 風邪は続いても3~4回。一日中とまらないくしゃみ、何度も続くくしゃみはアレルギーの可能性大です。

4 鼻水はどんな感じですか? 風邪の場合は、普通の鼻水が数日でねっとりとりしてきます。花粉症では、いわゆる「水っぱな」が続き、頑固な鼻づまりも長く続きます。

☆花粉症はこんな日に注意!

花粉が飛びやすい条件は以下の4つです。
1 風が強い晴天の日
2 最高気温が高めの日
3 湿度が低く乾燥している日
4 雨上がりの翌日の晴れた日 

☆毎日の暮らしで心がけたいこと

布団を外に干すのは、控えたほうが無難

お薬だけで症状は抑えられますが、やはり生活習慣も大切です。

1 ストレスをこまめに解消して疲れをためない
体の疲れも精神的な疲れも、アレルギー症状を悪化させます。まずは充分に睡眠をとりましょう。お風呂でゆっくり疲れをリセットしたり、運動をすることもおすすめです。

2 刺激物をとらない
お酒や香辛料は、毛細血管を広げるので鼻づまりをひどくすることも。栄養の偏りもよくないですね。一人暮らしの方は、特に野菜不足になりがちです。一人用のお鍋も流行っているようですので、ぜひ購入してみては。野菜を切って入れるだけですから、簡単に野菜がたくさんとれますよ。

3 花粉を家の中に入れない、外に出掛けるのを控える
花粉を吸着しやすい毛などの衣服はさけるべき!サラッとした風合いの素材がおすすめです。家に入るときは玄関の外で、衣服についた花粉をしっかり落としましょう。洗濯物やお布団も外に干すのは控えた方が無難。必要以外の外出もできるだけ控えましょう。マスクや花粉用眼鏡なども市販されているので活用するのも良いですね。

花粉症は国民病。治すことは難しくても、軽減することは可能です。おかしいな?と思ったら信頼できるドクターに相談!花粉と上手につきあって、快適な春を過ごしましょう。

記事協力:ゲンキのモト編集室[http://genki-moto.jp/]
 

 永野百合子:口コミで評判を呼んでいるドクターの情報を提供している、医療情報フリーペーパー「ゲンキのモト」ライター。取材を通したさまざまなドクターとの出会いから、自らも読者の役に立ちたいと、健康に関する情報を発信するべく日々奔走中!