名場面ですよね。泣きながら「もぉ…、向こうの部屋に帰りたくないです。。(号泣)」って。トイレに泣きに行こうと思ったときに、偶然声をかけられて、救世主だと思ったもん。いっぱいある…、そういう瞬間が。。

あのお二人が覚えているかわからないけど、私の中では、すごく大きな思い出です! お二人は、私の人生の中でも欠かせない方たちです。

--自他共に認める「コミュニケーション・モンスター」の佐江ちゃんなので、さまざまな人たちとの繋がりや絆のエピソードも、本当にたくさんお聞きしてきました。(第43回)。もちろんご家族のお話も。

フォトギャラリー【第43回】「ミラチャイ」連載フォトギャラリー(全11枚)

え!? 私、家族の話ってしてます? してますね(笑)

--ご家族の話は、連載初期の頃の方が多かったですね。総選挙で「SNH48一本で行きます」と宣言をした後に、普段はクールなお母さまが抱きしめてくれたエピソードとか…。(第20回)

優しくしてくれたか。。そっかぁ…、そんなとき、あったんだなぁ。

人との繋がりをより強く感じられたり、より深く見つめられてきたのは、「今月こういうことがあって」って、連載の中で振り返らせてもらえて、口に出して話ができたからだと、すごく思います。

口にすることがなければ、いろんな出来事もここまで記憶に残ることもなかったと思うし、さらっと通り過ぎてしまっていたと思うんです。

言葉にして、それを文字に起こしてもらって、連載として残しているから「人との繋がりを大切にしていきたい」って、思ってきていた部分がすごくあったと思います。

--確かに、どんなときも、強制的に振り返りをしてもらってましたからね(笑)

強制的というか…、たまに振り返りたくないときもありました(笑)。でもそれは、毎月あったこの連載のおかげで、“その時の自分を支えてくれていた人は、この人だったんだ”って、強く感じることができていたと思います。

やっぱり振り返りって楽しいですね。

--そうですね。まだまだ振り返ることはたくさんありますから、この続きは、次回の「ミラチャイ☆」でといたしましょうか。それでは今回も、ありがとうございました。また次回もよろしくお願いします。

はい! ありがとうございました。

次回の更新は 2022/2/25(金)予定です。

撮影:山田大輔 スタイリング: 藤井エヴィ ヘア&メイク:大場聡美

1990年8月13日生まれ。東京都出身。O型。AKB48のメンバーとして活躍。2016年4月1日に旧チームK特別記念公演でグループを卒業。『王家の紋章』、ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』、『TOKYO TRIBE』、ユーミン×帝劇vol.3『朝陽の中で微笑んで』、地球ゴージャス プロデュース公演 Vol.15『ZEROTOPIA』、『ブロードウェイ・ミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」Season2』などに出演。連載から生まれた書籍「これさえあれば。」が発売中。Official

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