2.株式会社ノバレーゼ 「育休3年」

続いて、婚礼プロデュースや婚礼衣装などのウェディング事業を営む株式会社ノバレーゼの子育て支援の取り組みです。この会社には、育児休暇の取得可能な期間が、子どもが最大3歳に達するまでという「育休3年」という優れた制度があります。

国からの育児休業給付金は「1歳または1歳6ヶ月まで」、及び、2017年10月からは条件を満たせば「2歳に達する日の前まで」支給されることになりました。多くの企業は、この期限に準じて育児休暇の期限を設定するのが一般的です。

このような中、ノバレーゼが3歳までとしたのは、入園枠を3歳までとする保育園が多いためだといいます。待機児童問題により、1歳6ヶ月、及び2歳では預け先が見つからないママが多いと思われる現状、育休を延長することで、保育園を見つける可能性を広げるということがこの「育休3年」制度の背景にあるそうです。

3.株式会社BFT「シングルマザー支援制度『シングルマザーサポート』」

情報システム基盤の構築や運用などを行う株式会社BFTには、ママへの支援制度としては珍しい、シングルマザーに対する支援制度があります。それは、離婚や死別により、シングルマザーとなった女性の子育てと仕事の両立を支援する制度「シングルマザーサポート」です。

シングルマザーは多くの場合、金銭面の問題に直面するものです。それを見越して BFTではシングルマザーになっても働き続けられるように、子どもが小学校を卒業するまで長期的に生活費や養育費をサポートするそうです。

まとめ

いずれも画期的で進んだ子育て支援制度です。ママが安心して元気に働くことができるための環境づくりとして、こうしたきめ細やかな配慮の効いた制度は注目です。

今後、ますますこのようなママに嬉しい制度が増えていくといいですね。

【取材協力】
Sansan株式会社
「MOM(マム)」

【参照】
株式会社ノバレーゼ
PR TIMES「多方面からSEをサポートする「BFTワークライフバランスプロジェクト」に新規制度!

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