アップアップガールズ(仮)――運動量・肺活量がハンパじゃない!

大トリはアップアップガールズ(仮)。ハロー!プロジェクト・ハロプロエッグの研修過程を経て結成された7人組です。記者発表会でも注目ポイントを「生きるか、死ぬか。」とアピールするなど、とにかく運動量・肺活量がハンパじゃないパフォーマンスで知られる彼女たち。この日は全3曲の短距離走とあって、さらにテンション高し! のっけからトップギア入ったステージに会場のボルテージも上がります。

 
 

そのテンションの高さから最初こそ猛々しい印象だったのですが、しだいにパフォーマンスのきめ細やかさに目を奪われました。2曲目の『ナチュラルボーン・アイドル』は台詞がカットインしたりフックもてんこ盛りの、かなり難易度高めな楽曲。この曲をハイテンションを維持したまま歌い演じきるスキルは並大抵のものではないでしょう。またこの日全5組中2組が、アイドルをメタ視点から描いた楽曲をセットリストに入れてきたのも面白かったです(もう1曲はアイドリング!!! 『「職業:アイドル。」』)。『TIF』の前夜祭だからこそ歌いたい、という意識があったのかもしれません。
 

 

MCでは佐保明梨さんがいきなり空手の型を披露するなど、終始テンション高めでステージが進行。ラストはタワレコ・T-Palette Records所属ということで「ノーミュージック!ノーアイドル!」のリフレインが炸裂する『チョッパー☆チョッパー』でフィニッシュ! 3曲だけでこの盛り上がりってことは、これ以上長いステージでは一体どうなってしまうんでしょうか……恐ろしい。ニコ生でも「どんな体力してんだ、アプガ」と感嘆の声が上がっていました。

 

というわけで、大盛り上がりだった『TIF』超前夜祭。今回出演した5組は、本番の『TIF』に出演するアイドルのごくごく一部ですが、それでもこれだけバラエティに富んだステージが見られるということは、やっぱりアイドルってとても変わってて、とっても面白いジャンルだと思います。個人的にはこれまでアイドルに触れたことがない人にこそ、今年の『TIF』にチャレンジしてほしいですね。いい意味での驚きと発見を保証しますよ。

ウレぴあ総研では今後も『TOKYO IDOL FESTIVAL 2013』を追いかけていく予定です。お楽しみに!

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