この1年を振り返ってみて「実は私って、セカンド彼女だったんじゃ……?」という疑念を抱いている方は少なくないはず。ですが、そこで「でも本命彼女の可能性もあるし!」と何も行動しないままだと、ずーっと中途半端な状態が続きますし、セカンド彼女のままである可能性が高いです。

そこで今回は、実際にセカンド彼女から本命彼女へと昇格した女性3名にインタビューを実施! 彼女たちがセカンド彼女から卒業したキッカケや方法をご紹介します。

「私はどっちなの!?」と迫った結果、本命彼女に

辰巳(筆者):本命彼女に昇格する前は、男性とどんな関係だったんですか?

あいさん:「以前、付き合っていた女性にかなりヒドいふられ方をしたから、もう誰とも付き合わない!」と周囲に宣言していた男性です。

辰巳:その彼と付き合っていた……?

あいさん:付き合っていたというか、中途半端な関係ですね。「誰とも付き合わない」と言いつつ、私とは2人きりで会って……。「傷つくのが怖いから本命彼女は作らないけど、セカンド彼女としてはいいよ」みたいな感じだったんですよね。

辰巳:うわ! めっちゃ自己中じゃないですか!

あいさん:そうですよね! だからある程度までは我慢していたんですけど、だんだん中途半端な感じがめっちゃくちゃ嫌になってきたので思いっきり彼に迫ったんです。「私はセカンドなの!? 本命なの!? この際、ハッキリさせてよ!」って。

辰巳:なかなかそれが出来る女性はいませんよ。すごいですね!

あいさん:そしたらめっちゃ驚いたみたいで。「わ! ごめん! ちゃんと付き合おう」と言われて、本命彼女に昇格しました。

辰巳:ハッキリさせる行動に出るって大事ですね。

あいさん:私の周りでも中途半端な関係で悩んでいる子は多いです。その子たちは共通して「私はどっちなの!?」と言えていない気がします。

辰巳:なかなかあいさんみたいに、はっきりさせられないんですよね。やっぱり傷つきたくないですし、逃げてるんじゃないかなと。「聞くのが恥ずかしい」、「なんか負けた感じがあるから」という人も多い印象です。

あいさん:でも、そういう子ほどセカンド彼女になりやすくないですか?

辰巳:そうなんです! 関係性をはっきりさせようと質問できない女性ほど、セカンド彼女になりやすいですし、総じてプライドが高い印象がありますね。

あいさん:私のこの話を読んでくださってる方には、聞く勇気を持ってほしいです! いい方向に転がる可能性、高いですから!

辰巳:関係性をハッキリさせた方が、次の行動にも移りやすいですしね。あいさん、ありがとうございました。

聞く姿勢・認める姿勢が、男心には効果的

辰巳:ゆうさんは、セカンド彼女から本命彼女へ、努力で昇格されたんですよね?

ゆうさん:そうですね。頑張って、頑張って、昇格しました。

辰巳:彼とは、そもそもどんな関係だったんですか?

ゆうさん:付き合ってるのか、付き合ってないのか宙ぶらりんな関係でした。本命の彼女がいるっぽい雰囲気はあったんですけど、聞けないっていうか……。

辰巳:それでも諦めなかったんですか?

ゆうさん:やっぱり好きだったんで…とりあえず、彼の相談にずーっとのってました。「彼女さんのことなのかな?」という話に対しても否定したりせず、ただ話を聞くことに徹してましたね。

プラス、「あなたは彼女にこう言いたかったんだよね」とか、私は気持ち分かってるよー的な感じで解説して伝えることを意識してました。

辰巳:健気すぎます!

ゆうさん:それが半年くらいかな? でもだんだんと「この子なら分かってくれる」と思ってくれたようで、会う頻度も増したんです! そこからまた数ヶ月後に、いつものように会ってたらいきなりプロポーズをされました。

辰巳:えええ!? すごい!

ゆうさん:話をよく聞くって、何事においても大事だと思うんですけど、特に男性には効果的かなと。彼の言いたいことを読み取る意識を持っておくと、“俺のことを分かってくれる子”として認識されるんですよ。

辰巳:確かに、男性は自分を肯定してくれて、認めてくれる女性が好きな傾向にありますよね。自分の意見よりも、まずは彼のことを考えてあげる姿勢が大事かもしれません。

ゆうさん:「この人に選ばれたい! 本命彼女になりたい!」という思いがあるならば、まず彼を理解しないとですからね。

辰巳:ゆうさんの方法は、どなたでも試せそうです。貴重なお話をありがとうございました!