怒りママ

子育てをしていると、子どもがなかなか言うことを聞かない、子どもが周囲に迷惑をかけてしまったなど、親の思い通りにならないことが続くと、イライラしてしまうこともあるでしょう。

もしかしたら、怒りのあまり、思わぬ行動をとってしまったなんていうママもいるかもしれません。

そこで今回は、イラッとして怒りが思わず爆発してしまいそうなときの対処法を、専門家の方に教えていただきます。

イライラ・ストレスが募ってついやってしまったママたちの失敗

オウチーノ総研が2015年9月に首都圏在住の子どもがいる20~45歳の既婚男女700名を対象に行った「『子育て』に関するアンケート調査」では、ママが「育児ストレスが原因でついやってしまったこと」のトップ3として次の結果が出ていました。

第1位「些細なことで子どもに怒鳴ってしまった」57.4%
第2位「子どもに当たってしまった」23.6%
第3位「物に当たってしまった」13.5%

思い当たる節がある方も多いのではないでしょうか。

ストレスが募って「怒り爆発!」を防ぐには?

ちょっとした出来事も積み重なれば、ストレスが募ってやがて爆発してしまうことも。怒りが爆発してしまうと、自分にとっても家族にとってもいいことはないということは、冷静になってみれば理解できるはず。

では、どうすればこの爆発を防ぐことができるのでしょうか。

日本感情心理学会 行動経済学会に所属し、感情マネジメントを行う、柊りおんさんは次のようにその防止策を話します。

自分の価値観を知るために箇条書きにしてみる

柊りおんさん(以下、柊)「人への怒りは外から突然やってくると思いがちですが、それは違います。

怒りは『出来事』に直面したとき、その『出来事』に自分の価値観と照らし合わせて『意味付け』をして、あなた自身が『怒り』を選択しているのです。

ですので、まずは自分がどのような価値観に基づいて日常生活を送っているのか理解することが大切です。語尾に『~すべき』『~すべきでない』『~であるはずだ』という言葉を補い、なるべくたくさんの価値観を箇条書きにしてみましょう」

怒りの下に隠れている一次感情を伝える

柊「怒りは二次感情と呼ばれています。二次感情の下には『不安、淋しさ、焦り、虚しさ』といった他のネガティブな一次感情が隠れているのです。そしてこの一次感情が溜まっている人ほど、イライラしやすくなります。

もし子どもや夫にイライラしたら、その怒りの下にはどんな気持ちが隠れているのか、自分を観察してみましょう。そこにあるのが一番解決しなければいけない問題です。

そして相手には怒りを伝えるのではなく、その下にある一次感情を冷静に伝えるようにするといいです」

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