7月2日に発売された『ももクロぴあ vol.2』。ももいろクローバーZのメンバーが「とにかく、やりたいことをやる!」をコンセプトに初の責任編集をつとめ、メンバー同士の妄想デートや、モノノフ変身企画など、普段はなかなか見られないレアな姿を披露しているが、もうひとつ大きな話題を呼んだのが、その表紙! そこで今回はももクロ×及川正通氏とのコラボ表紙誕生の裏側を、貴重なイラストと合わせてレポート!
『ももクロぴあ vol.2』の制作進行中に、表紙についての話に。『ももクロぴあvol.1』ではライブ写真を使用したので今回は思いっきりアイドル風に撮るか、はたまたクールにかっこよくするかなど、いろいろなパターンを検討した結果、雑誌『ぴあ』の表紙でお馴染みのイラストレーター、及川正通さんに描いてもらうという意見が採用! 今回のコラボ企画が動き出した。
ある『ももクロぴあ』の取材の日、イラストレーターの及川正通さんに撮影スタジオまでお越しいただき、編集長をつとめるももクロ自らが直接交渉することに! まずは全力で「私たち、いま会えるアイドルももいろクローバーZ! よろしくお願いします!」と挨拶する撮影を終えたばかりの夏菜子、しおりん、あーりんの3人(他の2人は残念ながら別の撮影中)。
「突然ですが、『ももクロぴあ』の表紙を描いてくださいませんか?」(夏菜子)、「『ぴあ』の表紙を飾るのは、私たちの夢のひとつだったんです」(しおりん)と口々にお願いする彼女たちの前に、1枚の紙が。現場で彼女らの持つエネルギーに触れイマジネーションを刺激されたとのことで、及川さんがその場でラフ画を完成させてくれたのだった。それを聞き、大感激の3人! しかも、体部分や他のイラストはメンバー自らが描いて、後から合成させたいという及川さんからの驚きの提案に、喜びつつも、少し不安をのぞかせる。そんな心配げなメンバーをよそに誰よりも喜んでいたのが、誰よりも“画伯”な夏菜子であった。