男性の心を掴むベストな聴き方5つ

では、どんな聴き方が男性を饒舌にさせ、心を掴むのでしょうか?

1.表情豊かに聴く

話を聴くときは、表情豊かに聴くと、男性は「自分の話をちゃんと聴いてもらっている」と思います。

仕事での成功や喜びを語っているときは、彼と同じように嬉しそうな表情で。

仕事での苦労や弱音を語っているときは、辛い気持ちに寄り添うような表情で聴いてあげましょう。

心理学でも効果的と言われている聴き方です。

2.目を合わせて聴く

男性が話をしているときは、なるべく目を合わせて聴くようにしましょう。ずっと目を見るのが恥ずかしければ、何秒かに一回は男性と目を合わせるようにしてください。

目を合わせながら聴くことで、男性は安心して話すことができます。

3.相槌のバリエーションを豊かにする

相槌のバリエーションは多ければ多いほど、男性は饒舌になります。

「ふうん」「へえ」「うんうん」というよく使われる相槌にプラスして、「なるほど~」、「そうなんだ~」という相槌や、話のポイントとなるところでは『オウム返し』をするなど、いろいろ工夫しながら聴いてみてください。

声のトーンやテンポも、ときおり変えるようにすると、より効果的です。

4.最後まで聴く

男性の話は、途中で会話泥棒をしたり、否定やアドバイスをせず、とりあえず最後まで聴きましょう。言いたいことがあっても、話が一息つくまでは、グッと我慢です。

人の話を口を挟まず最後まで聴くのは、慣れないうちは思っているより難しいもの。しかし、それができたとき、あなたと彼の心の距離はより近くなっているはずです。

5.頑張りや大変さを認める、承認する

そもそも男性が女性に自分の話をするのは、「自分のことを認めてほしい(承認してほしい)」からです。他者からの承認欲求が足りていないとき、とも言えるでしょう。

なので、話を聴いた後は、「すごいよねー」「頑張ってるねー」「大変だったねー」と、男性のがんばりや努力、実力を認めるような言葉を必ずかけてほしいと思います。

男性は、「仕事での成功や喜びをパートナーと分かち合いたい」という気持ちが強いので、そこを承認してもらえると、仕事への情熱がさらに高まり、「自分を認めてくれている彼女のためにもっと頑張ろう」と思います。

まとめ

彼の話を聴くことは、彼の心を掴むこと。

意中の相手や彼氏の話を聴くときは、今日阿部さんから教えてもらったことをぜひ実践してみてくださいね。

【取材協力】阿部友洋さん
一般社団法人日本聴き方協会理事。ベストパートナーシップ研究所代表理事。

20代は、常に自分に自信がなく、人見知りでネガティブ思考、劣等感のかたまりで、人の話を聴けなかったため、結婚するも2年で離婚。それがきっかけでうつになり、人と付き合うことを避け続ける。社内では、常にマスクをして、人と関わらないようにして過ごす。

そんなときに、一般社団法人日本聴き方協会の松橋代表の著書と出逢い、「聴くこと」に興味を持つ。学んだ「聴く技術」を実践で使ってみると、驚くほど効果が出てから人生が激変。トラブルが絶えなかった電話営業での業務では、短期間に社内No.1として、所属する部署初の最優秀賞で表彰される。

女性との関係も苦手だったが、一度会った方から「また会いたいです」という連絡をひっきりなしにもらうようになる。

「聴く力」を世界中の人々に広めるべく奮闘中。
アパレル販売店の店長の経験を活かし、「愛されるパーソナルスタイリスト」としても活動中。

3万人を超える人の悩みを解決するコーチ&カウンセラーとして活躍。 2010年、その経験を活かしてコミュニケーション心理スキルを紹介する、コミュニケーションライターとして独立。一般社団法人日本聴き方協会認定シニアインストラクター・認定シニアカウンセラー。 [ブログ]