「付き合う」が目的の関わり方

「女性といい思い出は少ない」と眉をしかめて口にするAさんは、恋愛がうまくいかない自分について悩みますが女性との関わり方については己のやり方に疑問は持っていないようでした。

確かに、どちらの女性とも境界線を引いて相手の状況に合わせ、会話の内容も相手が振る話題に必死についていこうとするのが見えます。

自分に都合よく関係を進めようとしないことは相手にも伝わっているはずで、だからまた連絡をくれる、「こんな自分をよしと思ってくれているはず」とAさんは考えています。

いいなと思う人がふたりいて、「どちらと真剣な交際が叶うか」をしっかりと考えたいから同時進行で関係を深めていく、が正解かどうかはわかりませんが、「少なくともふたりに迷惑はかけていないはず」とAさんは繰り返しました。

今のつながりのゴールが「付き合う」ことにあるので、自分との相性を見極めるために会話を重ねる、相手を知っていくのは間違いでないと筆者は思います。一方で、頭に浮かぶのは「どちらにも真剣になれないのでは」という疑問でした。