話に夢中になりすぎて、子どもをほったらかしはNG

友人との会話に夢中になりすぎて、子どもに目を向けないのもNGです。退屈になってきた子どもは、ぐずぐす言いだす、店内をうろうろする、テーブルの上の物で遊びはじめる等々、周囲が気を使ってしまうようなことをしがちです。友人も、気になって話に集中できないかもしれません。

子どもがぐずりだすのを想定し、その場で子どもが遊べるおもちゃを準備していく、予め帰る時間を決めておくなどして、友人に気を使わせないようにしましょう。

子どもがギャン泣きしたら、その場を離れる

子どもが大きな声で泣きだすなど、どうしても収集がつかないときは、一時的にその場を離れましょう。子どものギャン泣きは、周囲の視線を集めてしまうものです。友人にまでいたたまれない思いをさせないためにも、ちょっとお店を出るなどして子どもをクールダウンっさせましょう。

「ごめんね、少しだけ気分転換させてくるね。」と言って、外に出ます。友人を一人にさせてしまうのはどうなの?と心配になるかもしれませんが、LINEで様子を伝えるなどフォローをすればOK。相手も大人ですから、おちついて待っていてくれるはずです。

居酒屋など、お酒の席はなるべく避ける

お酒が好きなママの場合、たまには独身時代の友人と飲みに行きたいですよね。
ただし、世間ではまだまだ、居酒屋に子どもを連れていくのは賛否両論です。

家族で行く、またはファミリー同士の集まりで行くぶんにはまだいいかもしれませんが、お酒が入ると気が緩みがちになるものです。ついつい、子どもをきちんと見ずに会話に夢中になってしまったり、子どもには聞かせにくい話までしてしまったり、帰りが遅くなったりと、素面ではしない失態をおかしてしまうことも。

タバコの煙や酔った客など、子どもにもよくない環境のお店もあります。友人との飲み会は、家族に子どもを預けられるときにする、家飲みにするなど、工夫をして楽しみましょう。

以上、子連れで未婚の友人に会うときのマナーでした。

立場が変わっても友情は大切にしたいもの。ぜひ、相手目線の気遣いをして、気持ちのよいお付き合いをしてくださいね。

 接客コンサルタント。ひとり一人の魅力を輝かせる接客マナーの専門家。資生堂ビューティコンサルタント、キッザニア東京スーパーバイザーのキャリアを経て、講師として活動。女性視点の丁寧さあふれる接客術は「すぐに実践できる」と高い評価を得ている。述べ3000人以上の指導経験を持ち、幅広く支持されている。