『ぎゅうにゅう日記 わりとどうでもいい育児のキロク』

2人以上の子どもを育てているママは、上の子の赤ちゃんがえりに悩んでしまうことも多いかと思います。特に上の子が2~3歳だと、イヤイヤ期とも相まって大変な思いをすることも…。

そんなとき、読むとふっと肩の力を抜けるのが、Twitter発の人気育児コミックエッセイ『ぎゅうにゅう日記 わりとどうでもいい育児のキロク』。娘・とうにゅうちゃんの愛らしい言動がゆる~く描かれ、育児ストレスでトゲトゲした気持ちがま~るくなります。

昨年、妹のれんにゅうちゃんも産まれたということで、著者のぎゅうにゅうさんに姉妹育児の楽しさや赤ちゃんがえりを乗り切るコツなどを伺います!

そして、最近の姉妹事情についての描き下ろしマンガも描いていただきました。

『ぎゅうにゅう日記 わりとどうでもいい育児のキロク』

――絵のタッチが独特でとても可愛らしく、おめめがキラキラのとうにゅうちゃんもたまらないです!

ぎゅうにゅうさん(以下、ぎゅうにゅう):子どもの描き方がああいう感じになったのは、私の父と母と一緒に子どもの似顔絵を描いてみたのが最初だったんじゃないかなと思います。

――もともと絵を描くのが好きだったのですか?

ぎゅうにゅう:絵を描くこと自体は好きだったんですが元々描いてたわけじゃなく、Twitterにテキストで日常のことをつぶやいていたときに、絵で描いた方が伝わるかも、と思って、たまにちょっとずつ落書きをのせるようになったのがきっかけですね。

――とうにゅうちゃんが「かぁか」って呼ぶのがカワイイですよね。

ぎゅうにゅう:特に理由はないんですが、ただ「ママ」って感じでもないな~と思って「かぁかだよ~」って言い始めたような気がします。

赤ちゃん返りへの対処法は?

『ぎゅうにゅう日記 わりとどうでもいい育児のキロク』

――旦那さんの出張が多いということで、ワンオペ育児になることも多いかと思います。どう乗り切っていますか?

ぎゅうにゅう:最初はとにかく大変と言うよりも孤独って気持ちでした。乗り切ったというより、上の子と会話ができるようになったり、子どもが2人になって賑やかになったので、あまり孤独に感じることもなくなった感じですね。

――旦那さんへのイラッとしてしまう気持ちもマンガの中ではユーモアあふれる描かれ方をしているので笑えてしまいます。

ぎゅうにゅう:「こいつ、赤ちゃんの声の音域が聴こえない耳の持ち主なんか」って思ったり、何もやってくれないことに対して無駄にイライラしてしまうので、最近は旦那がいない時の方が楽じゃない?と思ったりしてます(笑)。

――下の子ができて、とうにゅうちゃんが赤ちゃんがえりする様子などもマンガでは描かれていますよね。とうにゅうちゃんの赤ちゃん返りはどんな感じでしたか?

ぎゅうにゅう:常に、お姉さんぶりたい気持ちと甘えたい気持ちが交互にやってくる感じでした。

「抱っこして」とか「自分でやれない~」とグズってたかと思うと、お世話したくなって「オムツを替える」と言い張ったり、「遊んであげる」とおもちゃを持ってきたり。未だにそんな感じです。