シメの出汁ラーメンで最後まで大満足

ふーお腹いっぱい。いい感じに酔えたし、大満足……とお店を出ようとすると、最後のシメに「蛤の出汁ラーメン」が出ると店員さん。確かにそうでした。

しかし、ここまでで十分満足できましたが、さらに「蛤の出汁ラーメン」まで出してくれるなんてありがたいです。

「蛤の出汁ラーメン」

丁寧に取られた蛤の出汁に、ねぎ、わけぎ、鰹節が乗せられたラーメンで、これがまた五臓六腑に染み渡る、実に滋味深い味わい。真っ白のツルンとした麺との相性も良く、最後までツルツルいただくことができました。

他のコースも気になる「魚バカ一代」

食べ終わった後、隣のテーブルを見てみると、筆者とは別のメニューがズラリ並んでいました。酔った勢いで聞いてみると、このテーブルでは「海鮮づくしコース」(7品・5500円)を楽しんでいるとのこと。

こちらのシメはラーメンではなく、「豪華海鮮ちらし」とのこと。これもまた彩り豊かであまり美味しそうだったので、写真を撮らせてもらいました。

「海鮮づくしコース」(7品・5500円)の「豪華海鮮ちらし」

こっちのコースも良いなと思いましたが、これは次回の宿題にすることにし、上機嫌でお店を後にしました。

いやはや、想像以上のポテンシャルと味わいを楽しませてくれた「魚バカ一代」。

新橋エリアでは、数少ない魚専門居酒屋だから人気があるんだろうと思うところもありましたが、そういうことではなく、このポテンシャルの高さと十二分に納得できる価格から、多くの人の心を掴んで離さないのだろうと考えを改めました。

「魚バカ一代」新橋本店

とにかく人気の店ですので、来店の際は事前に電話などで予約するほうがベターです。

ぜひ一度、「魚バカ一代」の鮮度抜群の魚をつまみに、キンキンに冷えたお酒を飲んでみてはいかがでしょうか。控えめに言っても超オススメです!

魚と日本酒 魚バカ一代」新橋本店

 

音楽事務所、出版社勤務などを経て2001年よりフリーランス。2003年に編集プロダクション・デコ有限会社を設立。 出版物(雑誌・書籍)、WEBメディアなど多くの媒体の編集・執筆にたずさわる。エンタテインメント、カルチャー、 乗り物、飲食、料理、企業・商品の変遷、台湾などに詳しい。台湾に関する著書に『パワースポット・オブ・台湾』(玄光社)、 『台北以外の台湾ガイド』(亜紀書房)、『台湾迷路案内』(オークラ出版)などがある。HP