【5】やたら講釈を垂れたがる
食通タイプ・その2です。鍋の味に文句を言うわけではありませんが、何かにつけ自分の知識をひけらかそうとする人。
「へぇ、この店のダシ汁は天然の真昆布を使ってるのか。薬味も業務用じゃなくて厨房で丁寧にすり下ろしてある。うん、鼻をつーんと通り抜ける鮮烈な香り。具材を口に入れれば何とも深みのある滋味が広がってくる。これは絶対に化学調味料まみれの店では味わえないうんぬん……」 黙って食え山岡。
【6】調味料を勝手に持ちこんでくる
いつも家ではこうして食べているから、試してみたら美味しかったから。そんな理由で、店に断りもなく自前の調味料を持ちこんだり、あまつさえ他人に強要したりするのは御法度。
お店はどのお客さんにも美味しいと食べてもらえるよう考えてメニューを作っているのですから、自分の価値観を押しつけてはいけません。店員さんも他の鍋メンバーも気分を害してしまいます。
【7】自分が好きな具材ばかり取る
思わず「小学生か!」と言いたくなるのが、好きなものばかり取る人。みんなの食べるペースなどお構いなしで、非難の視線にもまったく動じず。気がつけば具材が野菜とキノコ類しか残っていないことに。こういう人は次から鍋に誘われなくなるか、食べ放題の店に連れて行かれるかでしょうね。
【8】一度取った具材を鍋に戻す
小学生タイプ・その2です。取った具材が生煮えだった、思っていたほど美味しくなかった。そんな時にためらわず自分の皿から具材を鍋に戻してしまう人が意外といるそうです。家族でつつく鍋ならぎりぎりセーフかもしれませんが、ちょっと家の外では勘弁願いたいですね。「なんでダメなの? 熱を通すんだから衛生面は心配ないじゃん」 いえ、問題はそこじゃないです。