再びトロッコでバディの前へ。終わらない幸せの時間

「BUDDiiS vol.06 -BRILLIANT-」10月15日(日) 幕張メッセイベントホール 撮影/笹森健一、小坂茂雄

メンバーがステージから立ち去り、暗転した会場からはすぐに大きなアンコールが沸き起こる。その声に呼ばれて、FUMINORIの「もう一回、みんなに会いに行くね」の言葉とともに再びトロッコに乗ってメンバーが登場。アンコールではKEVINの姿もあり、全員で「Under The Sea」からスタート。ペンライトで会場が青に染まり、サビ部分ではバディも一緒になってゆったりと体を動かす。

そして全員の名前が歌詞に入っている「OZ」をセンターステージで。メンバー同士が仲良さげにくっつきあい、ファンを沸かせる。そして、KEVINのソロではバディも合わせて大合唱。それにケビンも「最高!」と顔を綻ばせた。

さらに、アンコールのMCでは2024年2月からホールツアーがスタートすることを発表。バディを歓喜させた。

「BUDDiiS vol.06 -BRILLIANT-」10月15日(日) 幕張メッセイベントホール 撮影/笹森健一、小坂茂雄

そんなハッピーな空気の中、幕張3公演を締めくくるのは「Brighter」。それぞれが会場にいるひとりひとりと目を合わせるかのように視線を向け、メンバー同士で目を合わせ、微笑み合い、幸せな空気が流れる。最後の最後まで、会場全体で一体感を高め合って、笑顔に溢れた公演となった。

最後は、メンバーそれぞれからバディに向けてメッセージが届けられた。トップバッターはSEIYA。「いつも僕たちが元気を与えるつもりでライブをやっているんですけど、逆にみんなからパワーをたくさんいただいて。ホールツアーも決まりましたので、みなさんに恩返しできればな、と思い、これから活動して楽しく、もっともっとみんなで高めていきたいな、と思っています!」

SEIYA 撮影/笹森健一、小坂茂雄

TAKUYAは「徐々にステージが大きくなっていくなかで、本当により今までと変わらず近い距離でみんなを感じることができて、本当に今日嬉しかったです。来年もホールツアーもありますけどBUDDiiS10人でがんばっていくので、これからもよろしくお願いします」。

TAKUYA 撮影/笹森健一、小坂茂雄

そして久しぶりのステージとなったKEVIN。「本当にメンバー全員でステージに立てたことが心から嬉しいです。またこれからどんどん大きいステージに向かって、僕たちの気持ちをひとつにして、バディと共にどんどんどんどん先に進んでいきたいと思います。曲たくさん書いて、ダンス踊ってたくさん歌って、このメンバー全員で高みを目指してがんばっていけたらいいな、と思います」。

KEVIN 撮影/笹森健一、小坂茂雄

YUMAはふわりと笑って「ありがとうございました」とお礼を言ったあと、「10人全員揃って幕張に立てたことが一番嬉しかったな、と思います。そしてたくさんのバディのかわいい笑顔を見せていただいて、僕もたくさん元気をもらいました」と朗らかに。

YUMA 撮影/笹森健一、小坂茂雄

SHOOTは10人でステージに立てた喜びを噛み締め、「こうしていろんな道のりを乗りこえてみんなとライブができるっていうのはすごく幸せだな、って毎回思います」と言い、涙をにじませた。

バディやファンからの声援を受けながら「こういう活動していたら辛いこともあるしがんばらないといけないこともあったり……でも、大好きなメンバーと大好きなファンのみなさんと友達だったり家族だったり、みんなが支えてくれるから、僕はステージに立てます。だから、後ろを振り向かず、前に進んでいくのでこれからも応援よろしくお願いします」とゆっくりと、でもしっかりと想いを伝えた。

SHOOT 撮影/笹森健一、小坂茂雄