「一個の選択をしていなかったら、BUDDiiSになっていない」

「BUDDiiS vol.06 -BRILLIANT-」10月15日(日) 幕張メッセイベントホール 撮影/笹森健一、小坂茂雄

FUMIYAは「あーやばい。何言おうとしたか忘れちゃったな」とはにかんだあと、「いろんな壁がたちはたがって結構不安でいっぱいだったんですけど、その中で背中を押して、支えてくれたのがファンのみなさんで。本当に力になりました。こうやってライブをして一緒に楽しい時間を過ごすと本当に感謝の気持ちと本当に大好きだな、って思います。本当に力をもらってばかりで僕たちもパフォーマンスを通してみなさんに元気を与えられていたらいいな、なんて思いますけど、本当にこの時間に人生をかけて……」と言葉を詰まらせる。

そんなFUMIYAの背中を両隣にいたSHOOTとSHOWが支える。そして「本当に、これからもこの時間に全力を注いでみなさんに会いにいくので。みんなももしちょっと楽しいことしたいな、ちょっとやなことあったな、と思ったら僕らに会いにきてくれたら嬉しいな、と思います。みんな大好きです!」。

FUMIYA 撮影/笹森健一、小坂茂雄

SHOWは「僕らは無観客から始まったのでこうやってみなさんの前でライブができてるっていうことが本当に、この大きい会場でやったかにこそ当たり前じゃないな、と思います。結成してからも、先が見えないなか、常に目の前のライブだけを集中して頑張ってきて、とりあえずそれを繰り返してたら、3年経ってて」とここまでを振り返りつつ、

「こんな大きなステージに3周年のタイミングで立つことができて本当に幸せです。自分の見せ場もこの3年でいただいて、自分の力を発揮できる場ができたことが、BUDDiiSになってよかったな、と思いました」と静かに語った。

そして、「やばっ」と言って涙目ではにかみ、「最近、一個の選択をしていなかったら、BUDDiiSになっていないっていうのをよく考えて。しかも本当にこのメンバーに出会えたことも奇跡でしかないし、こうやってみなさんに出会えて、ライブに来てもらえてるのも、本当に奇跡だと思うので……これからももっと高みを目指して頑張っていくのでこれからもついてきてください」と熱い気持ちを伝えた。

SHOW 撮影/笹森健一、小坂茂雄

続くHARUKIは「いやあああ、もうあっというまですね」とニコニコ。「怒涛のスピードでここまでやってきましたね。内容も詰まっててたくさん嬉しいお知らせか、いろんなことがお伝えできて。何より10人で立てたことが当たり前ではない、この状況がすごいありがたいとおもいますし、何よりもバディのみなさんとこうやって。出会えたことも、こうやって1分1分がすごい幸せな時間なのでありがたいこともたくさんありますけど、たくさんパフォーマンスを通して恩返ししたいな、って思います」と明るく、HARUKIらしさ満点で語った。

そして、「しんみりとした流れでやり残したことあるんですけどいいですか? 声出ししたくて」とリクエスト。これにメンバーも笑顔でいいね、と頷く。3階に向かって「4階のみなさん!」と呼びかけ、戸惑わせつつも、しっかりとコール&レスポンスをし、「満足です」と嬉しそうに微笑んだ。

HARUKI 撮影/笹森健一、小坂茂雄