1月16日、渋谷のAiiA Theater TokyoでHKT48が「アイアHKT48 スペシャルライブ」と題した出張公演を開催。正規メンバーであるチームHに研究生の谷真理佳を加えた16人が博多の劇場を飛び出して、東京にやってきた。

ゲームサイト「I-SKY」内のカードゲーム「HKT48 栄光のラビリンス」参加者から抽選で800名を招待して行われたこのシークレットライブ。AKB48グループの姉妹グループが秋葉原のAKB48劇場以外で出張公演を開催するのは初めてのことだが、劇場公演以上・ホールコンサート未満の、狭からず広からずなキャパ(ファンの数から言えば、チケット争奪は相当な激戦だっただろうが)の見やすいライブとなった。
 

現公演を再現するスタートダッシュ!

開演前の影アナを務めたのは兒玉遥。ぎこちないながらもきっちりと原稿を読みこなすはるっぴに、ざわめきが…。と思った矢先に、しっかりと噛んで客席からは爆笑&拍手!

やがて、場内が暗くなり、いつものovertureが流れると、客席は総立ちに。そこへ『HKT48』のイントロのギターリフが響きわたる。HKT48劇場近辺の地理や名物を歌ったこの曲に続いては、AKB48の『君のことが好きだから』の博多弁バージョン『君のことが好きやけん』へと流れ、渋谷のホールを一気に博多色に染めるスタートダッシュを切った。

さらに、学校の教室の設定で歌う『ボーイフレンドの作り方』、HKT48初のオリジナル曲『初恋バタフライ』と、チームHの現公演「博多レジェンド」のセットリストをそのまま再現(『ボーイフレンドの作り方』の前振りMCは特別公演仕様)する4曲でライブはスタート。
 

MCで指原がいきなり激怒!?

最初のあいさつを終えると「ここからMCに入りますので、皆さんシットダウンしていいですよー」と、はるっぴが若干噛み気味に着席をうながす。この日の自己紹介のお題は「自由」(というお題ではなく、フリートーク)。

すると、指原莉乃が「私、怒ってるんですよ」と、いきなりのお怒りモード。「幕が開いて最初に見えたのが、ゆきりんだるまのサイリウム!」と、柏木由紀ファンらしい観客二人を指差す。さらには「公演が進んでいくうち、4曲目くらいで気付いたんですけど、そこ(客席前)のカメラスタッフがSKE Tシャツ!」と、スタッフにまでツッコミ。これには会場最後尾のPAスタッフも爆笑だった。