3.「味見」をお願いする前提の距離感がおかしい

好きな人ができると得意なお料理やお菓子を作って、振る舞ってあげたいと思う女性も少なくないですよね。料理上手やお菓子作りが得意だと、家庭的な印象をアピール狙いもありますよね。

しかし……!

「そこまで親しくないし、数回しか会ったことのない子から『ケーキを焼いたんだけど、よかったら味見してくれないかな』って連絡がきて、ドン引きでした。

手作りのものに抵抗がない人ならいいのかもしれないけど、僕はダメ。親しくなってからじゃないと、手作りのものは受け取りたくないですね。そういう配慮ができないあたりに、強引さが出ていて、非モテな雰囲気を感じてしまいました」(38歳男性/経営)

「パンを焼くのが趣味って女の子と知り合いになって、まだそこまで親しくないうちから『パンを焼いたから、あげる!感想聞かせて!』って強引に連絡してきて、僕に渡そうとする子がいて、かなり引きました。

善意なのはわかるんですけどね……、僕あまりパンが好きじゃないんですよ。あまりに強引すぎるやり方を見て『この子はモテないだろうなぁ』って思ってしまいました」(31歳男性/通信)

相手の好みや衛生観念がわからないうちから、手作りのものを無理に渡そうとするアプローチは、逆効果を生みやすくなります。喜んでくれる人ももちろんいますけれど、万人にウケるアプローチにはならないでしょう。

「この子はモテないだろうな」と非モテ疑惑を向けられてしまうと、その後のふたりの展開には厳しさが増しますよね。相手の気持ちに配慮したアプローチを心がけることこそ、恋愛上手になる秘訣です。

「グルメや旅のライティングのほか、人間観察も得意。生活に密着したテーマの取材を重ねる。旅先で過ごす時間と温泉に浸かっているときが幸せ。結婚願望がなかったのに結婚してしまい、後悔しつつ毎日を楽しんでいる。」