意外に使いやすい! ココナッツオイルの活用法

では、実際にこのココナッツオイルを使ってみましょう。
意外とたっぷり入っているし、使いきれるかどうか…。初めはそんな不安がなきにしもあらずだったのですが、思ったより活用範囲が広く、使いやすいことがわかりました。

まず、蓋を開けてみます。

本日の気温は27℃。白い固まりがトロッとした状態です。

融点は24℃前後なので、それ以上では白い固体、それ以下の温度では無色透明の液体になります。

ココナッツの香りがふわっと広がり、一気に南国気分。(香りの強さは製造元によって差があるようです)

 

最も簡単な食べ方は…

それは、「トーストに塗る」という食べ方です。
購入したココナッツオイルの瓶には、「たっぷりのはちみつと混ぜて、トーストやパンケーキに」と書いてあるので、その通りにしてみましたが、とっても美味。
さらに「お好みでシナモンをかけるのもオススメ」とあるので試してみると、これまたおいしくてビックリ。

この方法で、「ココナッツオイル」と「はちみつ」を空き瓶などに多めに入れて混ぜておけば、電子レンジで軽く融かしてグラノーラにかけたり、牛乳に入れたり、さらにそれを刻んだフルーツにかけたりと、あらゆる“試し使い”ができるので便利です。先日、市販の今川焼きや黒糖カステラに塗ってみたところ、ココナッツのまろやかなコクと香りが加わって、ひと味違ったおいしさになりました。

卵アレルギーの子供(1歳:離乳完了期)を持つ友人は、フレンチトースト方式でパンに牛乳(と砂糖)をしみこませ、ココナッツオイルで焼くとか。ココナッツは子供にもなじみやすい味らしく、わが家の息子も、ココナッツオイルがけパンケーキなどを、ウットリした様子で食べます。

バターの代わりに使っても違和感無し!

ココナッツオイルの活用方法について、Webサイトなどには「バターの代わりに使う」、とあります。

つまりそれは、「バターと相性がよい食材に合う」ということでは…?

さっそく試してみました。

例えば、

鶏肉のココナッツオイル焼き
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◇バター炒め⇒ココナッツオイル炒め
ニンジン・インゲン・ほうれん草などの緑黄色野菜や、しいたけ・えのき茸などのキノコ類を、ココナッツオイルでさっと炒めて塩・コショウ。

◇じゃがバター⇒じゃがココナッツオイル
蒸したホクホクのじゃがいもの上に、ココナッツオイルをのせて塩・コショウ。

◇鶏肉のバター焼き⇒鶏肉のココナッツオイル焼き
鶏肉に塩・コショウをして薄く小麦粉をまぶし、ココナッツオイルで焼く。

 

実際のところ、ココナッツオイルはバターに合う食材だけでなく、加熱するとその独特の香りが薄まるようなので、炒め物や焼き物など、加熱料理全般に違和感なく使えると思いました。

バターよりあっさりしていて、シンプルな料理にぴったりなので、普段使いの油として幅広く活用できそうです。いつものポタージュスープやシチュー、パスタ、お菓子やコーヒーなどに加えても、もちろんおいしく仕上がります。