マカフィー、「2012年のサイバー脅威予測」を発表、モバイルバンキングや仮想通貨への脅威が増大

2012.1.11 16:4配信
2012年のサイバー脅威予測

マカフィーは、12月29日、「2012年のサイバー脅威予測」を発表した。レポートでは、モバイルバンキングや「合法」スパム、仮想通貨などへの脅威が勢いを増し、2012年のサイバー脅威の主役になると予測している。

レポートでは、2012年のサイバー脅威を、「産業システムへの攻撃:サイバー犯罪者はユーティリティ企業を標的に」「正規の広告主によるスパムの『合法化』」「モバイルの脅威:攻撃者はPCを素通りし、モバイルバンキングを攻撃対象に」など、10のキーワードで予想している。

2012年は、アメリカの水道会社を狙った事例のように、サイバー攻撃への対策が不十分な水道、電気、石油、ガスなど、日常生活に欠かせない産業システムへの脅威が続く。また、広告メールの送付に同意したユーザーのメールアドレスリストを購入したり、撤退する企業から顧客のデータベースを購入したりするなどの方法で、正規の広告会社による「合法的なスパム」の送信が増加するとみている。

また、スマートフォンなどモバイルデバイスに対する脅威は、攻撃対象がモバイルバンキングアプリに移行し、自動車や医療機器、プリンタなどの機器で使用している組み込みシステムが、新たな攻撃のターゲットになるだろう、と推測する。

ほかにも、政治目的のサイバー攻撃「ハクティビズム」の変化や、仮想通貨への脅威の進化、各国政府のサイバー攻撃に対する防御力の明示、偽造証明書の生成や流通の増加、法整備によるインターネット規制の強化、OSからハードウェア層への攻撃対象の変化など、多岐にわたる脅威についての予測を行っている。

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