写真:岩佐篤樹

言うまでもなく、本当にそれは特別なステージだった。

 

客席横の階段を降りてステージに向かうメンバーのいちばん最後、『Lifetime』のジャケットに写るポータブル・レターボードを手にした田中がステージの上のテーブルにそれを置き、スイッチを点灯するという登場方法や、『Lifetime』を収録曲順にほぼMCなくまるごと演奏するというスタイルは、初日のAXや他の場所と同じ。

だが、ステージ付近の席はメンバーと視線を合わせるのも気まずいほどの至近距離。さらに、メンバーがステージを歩く音も、コードを持ち替える音も直に聞こえる気がする濃密な空間。

 

それだけに、鳴り響くギターの音色は今まで聞いたことがないほど鮮烈で力強く、それは亀井のドラムや田中の歌声も同じで、AXから名古屋、大阪、札幌と、再現ライブを重ねたからというだけではない迫力を放つ。

 

 

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