子どもが生まれる前と後では、生活が一転したというママも多いのではないでしょうか。

主役から脇役にまわったような感じに戸惑いながら、それでも子どもが与えてくれるミラクルやサプライズがあるから、なんとか今日も一日、がんばれるんですよね。

さて、子育てに仕事に家事に忙しい日々を送る現役ママたちに、質問をしてみました。

子どもがいてよかった、助かった!ことはありますか?

1. 子どもの優しさに癒された

お子さんが3人いるYさん。

「男、男、女の順で子どもを産んだのですが、娘の存在にかなり癒されます。私が体調が悪い時など、2歳前後から私の頭を抱いて、大丈夫? って言ってくれたりします。私が落ち込んで泣いていると、慰めてくれたりするんです。まるでこっちが子どもみたいです」

女の子は2歳から、共感することが得意なのですね。

男の子もかわいいですが、ずっと話し相手になってくれる女の子を産んでよかったという声は、しばしば聞きますよね。

2. 知らなかった自分に出会えた

子どもを産んで、こんな自分もいるんだという発見ができたことを挙げてくれた方も何人かいました。

娘によって、自分の中の乙女心が刺激された、と言うのはKさん。

「娘が成長するにつれ、ピンク、フリフリ、スカートまみれになっていくのをそばで見るうちに、自分の中にラブリーなものを求めるアンテナが立ってきたみたいです。

よく、ときめきが大事とか聞きますが、それまでは、ときめくって感覚が正直わからなかったんですね。だから家の中も捨てられない不用品でいっぱいだったのですが、断捨離できたのは娘のおかげだと思っています」

また、Eさんは「息子が生まれて、本当に愛するという意味が体感でわかった」と言っています。

さらに、愛情に代表されるポジティブなもの以外に、自分の中の「支配欲、独占欲、傲慢な優越感、残忍性、狂気」といったものの種火のようなものがあることに、生まれて間もない小さな命を前に気づいた、というMさんもいます。

この気づきは、虐待を予防する何よりも有効なブレーキかもしれないと思いました。

3. 子ども様さま!

子どもがいたからこそ助かった~ってことも、時にはあります。

「産後って、腸内が活発になるみたいで、よくおならが出ていたんです。しかもくさいやつで・・人がいる所でしてしまった場合、赤ちゃんのせいにしたことがあります。ゴメンナサイ!! 」

とはUさん。

まだ喋れない赤ちゃん限定ですが、これも子どもに救われた一例と言えるでしょう。