最初、プリンセスに全く興味がない王子がいい

――これまでのプリンスの中で、お気に入りのキャラクターは?

Y子「私は、フリン(『塔の上のラプンツェル』)がいちばん好き。最初にラプンツェルに全く興味がないところがすごくいい。

だいたい王子って、姫の外見から入るけど、フリンは外見を全く気にしていないし、自分の私利私欲のためにこの女を利用してやろうってところも良くて。ただ、逆にラプンツェルの方が彼を振り回す。私も振り回したいです!」

 

K子「私は、エリック王子(『リトル・マーメイド』)がけっこう好き。

受け身だけで、一途な感じがして。自分を助けてくれた人が忘れられないけど、その後に出てきたアリエルにも惹かれるという葛藤が人間らしくて。キャラクターとして、魅力的な要素になっているかなと」

T子「私は、断然、野獣です。ガテン系が好き。荒々しいというか、男くさい感じがすごくいい。この作品は、人の愛の過程がちゃんと描かれている。

男の人が自分で変わるのではなく、女の人が何かをすることにより、男の人が変わるって様がすごく良くて。もしかして、自分は“あげまん”になりたいのかも」

K子「わかる!」

T子「自分の力で相手を良くしてあげよう、いい人にしてあげようってところが描かれている。荒々しいのに、だんだんかわいく見えてくる。不器用さもたまらない」

K子「もともと持っている優しさを、ベルがちゃんと引き出してあげるんだよね」

 

Y子「確かにギャップっていいですよね。また、『ムーラン』のシャン隊長も、現代男子っぽいところがいいな。

ちゃんと隊長としてやっているけど、内面はちょっとめめしい。ムーランに行きたいけど、どうしようかなとなり、後押しされてからようやく告白をする。そこが現代人ぽいと思いました」

 

K子「私は『魔法にかけられて』もすごく好き。


典型的な王子様の真っ直ぐな感じや優しさも否定していないし、最初は面白がっていて、最終的には落としどころがロマンティック。お互い対等に付き合う男女の関係みたいなところも肯定している。ある意味、完成形かも」

 

時代を経てディズニーのプリンス像は外見ではなく、中身で勝負!

――時代を経て、『アナ雪』のプリンス像は、人を外見ではなく、中身で勝負だという価値観も提示しているのかもしれません。

T子「確かに、クリストフもだんだんイケメンに見えてくる。キャラクター自体は変わってないのに」

 

クリストフ
Y子「最初、ぼてっと冴えない感じでしたもんね」

T子「クリストフといえば、韓流ドラマでも流行ったけど、アナとの格差的な関係もいいかなと。私、大きな試練が二人に待ち構えてる的な愛には、いまだに憧れを持ってる。足かせとなる問題があっても気持ちだけは増す一方とか、燃えるなあ」

――『アナ雪』が大ヒット中ですが、今は恋愛の価値観がだんだん変わってきたなという印象を受けます。

T子「今、カップルすら少なくなっているみたいだし、そもそも恋愛に興味がなくなってきた人が増えてるのかなという恐怖心を感じる。いずれにしても、女性の方がガツガツしてる気がするし。周りを見ていても、肉食女子率が高いかな」

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