なぜ夏は恋の速度が速い?
出会ってすぐに恋に落ちて、その日のうちにベッドイン……のようなスピード展開は、非日常ということと「残された時間に限りがある」からでしょうね。
もう一つの理由は心理現象の「ハット効果」によるものだと思います。帽子をかぶっていたり身につけている服が多いほど人はミステリアスに見える。逆に言うと「薄着や水着などの肌の露出が多い夏は、ミステリアスじゃない」。
つまり、謎めいた部分も距離を隔てる服も少ないので、すぐに恋が進んでしまうというわけ。
長続きしたカップルは?
友人の中で、海で知り合い秋に別れたカップルはもちろんいましたが、何年もおつきあいをしたカップルもいました。なぜでしょうか。当人からカンタンな答えが返ってきて拍子抜けしたことがあります。
「すぐ体の関係を持たなかったから」。友人の関係が長く、恋人になったのはずっとあとだった。周りから見るとすぐつきあったかのように思えたのですが、長い間友人として遊んでいたらしいのです。これは意外でした。
じゃあどうすればいいの?
「ホンマでっか?」では「相手に秋をイメージさせると長続きする」とのことでした。
秋はさみしい・恋は終わるイメージですが、それをしないで「秋も一緒」のイメージをする。恋の速度が速くても、ゆっくり関係性を築く。友人のように楽しい関係を長く続け、秋のお出掛けなど、秋からの約束を増やす。
男性の場合は……
女性は大きな楽しみが一個あるより、小さな楽しみが続くほうが幸せと感じる生き物です。たとえば「かわいい靴を買った」→またあのお店に行こう
「おいしいスイーツを食べた」→今度は彼と行こう、などほんの小さなこと。それが続くことが幸せなのです。
わかりやすく言えば、女性の幸せは「毎日がうれしい記念日」であること。
男性は大きな幸せが一個あればかなりうれしくなりますが、そこが大きな違いなのです。
二人がうまくいくためには小さな楽しみを続け、そこにドカンと大きな楽しいイベントを入れるといいのです。
いかがでしたか。これでもうアバンチュールも怖くない!みなさんの夏の恋が長く続きますように。