©Disney

東京ディズニーリゾートの建造物には、実物よりも大きく見せて、空間の広がりや、スケール感をより高める「強化遠近法」が使われています。写真で細かく紹介します。

 

シンデレラ城がより大きく見える!さりげない視覚的効果。

多くのゲストが訪れる東京ディズニーリゾート。数あるテーマパークの中でも細部までゲストを楽しませてくれる「魔法」がちりばめられています。こうした魔法はパークのあちこちに隠れているのですが、その中のひとつ、「実際の大きさより大きく見せる魔法」があるのです。

2つのパークにはそれぞれ個性的なアトラクションや賑やかなショーなどだけではなく、ゲストを楽しませてくれる仕掛けがたくさんあります。
美しい建物や建造物、そして風景だけではなく、ゲストをよりリアルな非現実の世界へと導いてくれる細かな「魔法」が隠れています。

それは「強化遠近法」と言う効果。これは建物などを、実際の高さ大きさ以上に高く・大きく見せるための技術。こんなところにもディズニーのこだわりが感じられます。

 

©Disney

上に行くほど小さく作られている「石垣」や「タイル」

この「大きく見せる魔法」がかけられているのは、わかりやすい例をあげると、ディズニーランドのシンボルであるシンデレラ城。このお城の高さは51メートルありますが、実際はそれ以上に大きく見えると思いませんか?

これは、城の「石垣やタイルの大きさが、意図的に上に行けば行くほど小さく作られている」からなのです。遠くからだとなかなか分かりにくいのですが、城の同じ塔の石垣でも、低い位置と高い位置では大きさが全く異なるのです。

「ディズニー特集 -ウレぴあ総研」更新情報が受け取れます