子供をやる気にするディズニー・チャンネルアニメーション

ディズニーアニメーションの特徴は子供の行動にも表れると名越先生は続けました。

日本のアニメには観終わった後にそれを振り返る文化があります。
例えば、『もののけ姫』を観れば「文明とは何だろう」、『かぐや姫の物語』を観れば「生きるって何だろう」などと振り返ります。

一方、ディズニーアニメーションは終わってもエンジンがかかったまま。「この番組が終わったら宿題しようね」と約束すると終わった後本当に宿題を始めます。このようにアクティブさを残す力があると指摘しました。

 

ディズニー・チャンネル・ジャパンの質の高さ

 

『なんだかんだワンダー』© Disney

『なんだかんだワンダー』というタイトル、この作品の原題は「Wander Over Yonder」なのですが、邦題はこの意味を残しつつ、韻を3つも踏み、原題を超えたとも言えるタイトルになっています。このタイトルは日本で会議に会議を重ねて考えたそうです。

このように、ディズニー・チャンネルにおける邦訳作業は非常に高い品質で行われています。

一般的に、アメリカのギャグを日本人は笑えません。ハリウッド映画でもそれを割り切って観ることが多い中、ディズニー・チャンネルアニメーションはそれを高いレベルで意訳し、大人でも子供でもしっかり面白がれる日本語のギャグに変わっています。

子供が生まれて数十年ぶりにテレビアニメーションを観たというパックンさん。現代のテレビアニメーションは昔のアニメとは全く違うものになっていたと驚きを語りました。

展開が速く、喋り方が面白い。そして音楽の使い方もバリエーションに富んでいるなど、非常に質の高いものとなっていると感じたそうです。

アニメーション、ストーリー、キャラクターなどディズニーというブランドの安心感はもちろん、吹き替え版での訳、声優までクオリティが高く、安心して子供に見せることができるのがディズニーアニメーションの魅力です。

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