さてさて、人と人との心の間に距離は存在すると思いますか?

そして、もし、距離があるとしたら、家族や友達など大切な人との心の距離って、何メートルくらい離れていると思いますか?

今回は、株式会社アサツーディーケーが15歳から69歳の男女を対象に行った「ADK 日本人の平均調査」から、みんなが家族や近くの人との心の距離について、どのように感じているかをご紹介したいと思います。

家族のなかで一番遠い存在は、やっぱり…

さて、家族の中で自分に一番近い存在、遠い存在はいったい誰なのでしょうか。

家族それぞれに対しての心の距離を聞いた調査によると、最も遠い存在なのはお父さんという回答が多数でした。その距離「119メートル」も心が離れているという結果に。

これは、スキージャンプのK点(長野オリンピックおけるラージヒルのK点は120メートル)に迫る距離を記録。お父さんとは100メートル走のゴールよりまだ向こう側に行くくらい心の距離があると感じているようです。
これだけ離れていると細かな表情などはまったくわかりませんし、存在をかろうじて認識するという感じでしょうか。家族の中でもお父さんとは、一緒に過ごす時間が一番少ないことがその理由かもしれません。

一方、お父さんとの“理想”の心の距離は「64メートル」。現実より理想の方が距離が近いですね。そんな訳で実際に感じている距離よりもお父さんとの心の距離をもっと近くしたいという結果となりました。